2012年12月17日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL29,2012.12.17号

「商人道」と書いて「あきんどう」と読みます。
維新塾の12月定例会で、大学の先生方とゴルフをしたことを話しました。京都大学系のお医者さんだから皆さん、優秀です。その優秀な先生のひとりが「ご専門はなんですか?」と尋ねる。私は「商人道です」と答えたという話。
先生方がどう理解したか存じませんが、私は誇りをもって答えたんですよ。
大所高所に立って「経済とは何か」「金融とは何か」「流通とは何か」を研究するのはいいでしょう。
でも、私たちは現実の世界を動かします。地べたから物事を見ていくのです。
私たちは物を売ります。
石田梅岩の言葉を引き合いに出しましたね。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」です。私たちは物をつくり、物を売って、世のため人のためになっていく。そして、自分たちの生活をよくしていきます。

「商人道」で最も大切なのは? 思い出してください。
正直であることと、倹約です。
世の中には楽して儲けることがエライみたいな風潮がありますが、そんなまやかしの言葉に惑わされてはいけない。
事業を営むというのは、小さな店、小さな会社をやっていくということは、本当に大変なことなんです。よいときは一瞬。あとは、圧倒的に苦労の連続ですよ。

「経営者なんだから、そんなこと当たり前」
ではありますが、当たり前にやっていくことはやはり、並大抵のことではありません。
多くの経営者(商人・あきんど)たちが、このことを忘れていますよ。
塾で「労働分配率」という話をしました。
そのとき出てきたのは、「言葉の意味がわからない」でした。知らないのは恥ではない。調べればわかることです。で、みなさんは調べましたか?
きょうの日まで調べてないとしたら、その人は猛反省しなければなりません(いないと思いますが)。

労働分配率という言葉の意味がわからなければ、そもそも私が「倹約が大事」といった意味も、意図もわかりません。「自分の会社の数字を知りなさい」「経費を知りなさい」と繰り返し述べていることも、わかりませんよね。
「1円の経費削減は1円の利益アップと同じこと」、労働分配率のことがわかっていればこの話、あなたがたにはストンと腑に落ちるはずです。
このデフレの時代に、売上げを伸ばすのはまことに大変です。でも、経費なら削ることができる。接待費(平たくいえば飲み代)、これを削るのに決死の覚悟はいらない。
やっていますか? やりましょうよ。

削る経費はもちろん「飲み代」に限りません。数字を把握していればすべてが対象になります。これは例外なく、みなさん全員に当てはまります。
経費だけではない。あらゆる数字です。
原価も見直せるし、私がよく知る茶業界などでは「原価」という概念すらあいまいなところもあります。それほど「経営」という考え方が浸透していないともいえる。
だから「経営者」などというと、「よしてくれよ」という人が、今でもたくさんいるわけです。
そういう人たちに向かって、「倹約だ」「数字だ」といっても、なかなか話が通じていかない。お茶業界への悪口のようないい方になってしまいましたが、これは茶業界に限ったことではない。中小零細企業ならあらゆる業界、業態にいえることです。

「経営」はきちんと勉強すれば必ず身につきます。
一方、「商人道」は生き方、あるいは倫理観、もっといえばどう生きるかという哲学だから、これは人間を磨いていくしかない。時間がかかるかもしれない。
だからこそ、この塾では「人間力」からスタートしたんです。
わかりますか?

「商人道」を極めるためには経営感覚をぜひ身につけてほしい。それがなければ、一時(いっとき)はよくても、常に圧倒的な業績を上げ続けることはできない。業績が上がらなければ、商人道は苦の道になってしまう。なんとかそういう連鎖から逃れて本当の商人になろう、というのがこの塾の目的です。
ところが、人間力ができていないと、そもそも「学ぶこと」ができないんです。
謙虚に素直に粘り強く、ということができない。

「労働分配率」をすぐ調べた人はやる気のある人です。
「やる気」というと簡単なようですが、持続する、ずっとやれなければ意味がない。好きなことならやれる、というのは経営ではない。
嫌いでも、面倒くさくても、やっかいでも、必要とあれば断固としてやらなければならない。これが経営者です。
人間力ですよ!!

ここのところをわかってもらうために9カ月、270日を私たちは費やしてきました。
みんな変わってきています。
断固として変わりましょう。
「変える」というのは、責任感の自覚です。
ここを揺るぎないものにしましょう
これができれば、あとは勉強をするだけです。
このステップを上がりきれば、同志のことを気に掛ける余裕も出てきます。
もう少しがんばっていきましょう。

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2012年11月19日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL28,2012.11.19号


時には息抜きも大切

近ごろ、Facebookを開くのが楽しみになってきました。
毎日『今朝の一言』を書いていますが、そのことではありません。
グループのウォールがおもしろくなってきたのです。
山田経営維新塾ではFacebookに“秘密のグループ”をつくっています。
秘密といっても、結社ではありませんよ。
グループの存在、メンバーのことも非公開のグループをFbがそう呼んでいるのです。

やはり「100キロウォーク」あたりからですね、
このメルマガで参加した5人のメールを特集させてもらいましたが、
これだけのことが胸襟を開いて書けるようになったことに、本当に感激しました。
5人の感想がそれぞれに心を打つ内容であったこともそうですが、
それを読んだ塾生の反応も素晴らしいと思いました。

これは「100キロウォーク」というインパクトの強いイベントの効果だったのでしょうか。
それもあるでしょう。
100キロを1度に歩く。この作業は人間の限界を引き出します。
やり遂げられるか、挫折してしまうか、想像もしないアクシデントも起きます。
幸運も、不運もある。でも、結果を背負うのはすべて自分。
ただし、これはイベントです。人生とは違う。仕事とも違う。
達成しても褒美はないし、放棄をやむなくされてもペナルティーがあるわけではない。
そういう意味では、塾生たちがこれに染まりすぎるのも困るなと思っていました。

しかし、とり越し苦労だったようです。
ひと回り人間が大きくなるという果実は、みなの中にしっかり根付いているようです。
それをはっきり感じたのは私が11月10日に書いた『今朝の一言』に対する反響です。
私はこう書いたのです。

「自分には、限界を設定しない。限界を設定した瞬間から、
 自分の能力の上限を決めてしまうことになる。」

100キロウォークを意識したコメントが寄せられました。
「自分の限界を自分自身で決めない。大事な事だ」
「今日より明日の自分を成長させる」
「私には諦めと言う言葉は辞書にありません」
まあ、当然の反響ですね。ところが、この前向きコメントに異を唱えた人がいました。
限界を超えるような目標をするとしたらそれはただの無謀ではないか、というのです。
『あっ、あえて水を差したな』と思いました。

このコメントに対して、反論ともいうべき長い熱のこもった投稿がありました。
「同志が限界を超える挑戦-高い目標を掲げようとしたら、心からエールを送れ」というのです。
ここからまた熱のこもったコメントが寄せられました。
発言者を擁護する意見がある一方、「もっと議論をしよう」という人、自分の体験を持ち出して「限界はない」とあらためて強調するかんしゃだけど』はいわない」と一歩踏み出すことの重要さを説く人など、議論はますます深まっていきました。
これに対し、はじめに問題提起した塾生も「折れない心」「粘ること」を強調する長いメッセージを寄せたのでした。

私はあえて発言を控えました。自分で考えることが重要だからです。
この議論に参加しない塾生もいました。しかし投稿は読んでいます。
無関心なのではないでしょう。一言ではまとまらないのかもしれません。
でも、考えていますよ。同志だから。
傍観者になるな同士だから。

山田経営維新塾は20代から60代まで、幅広い年代の人たちで構成しています。
職種も立場も、経験も、知識も違う、考え方や発想法、価値観も違います。
一色に染まっていなくてよかったな、と私は思います。
号令をかけて、洗脳するような塾のやり方もあるでしょう。
でも私はやらない。身に付きませんよ、そんな方法では。
自分で問題を見つけるしかありません、脳みそを絞って考えるのです。
要は本気でそこまで思いつめられるかどうか。
まさに水を差した人は、『本気になれるのか』と問い詰めたかったのでしょう。

思いが本物であれば、独りで考えることありません。
私も考えるし、塾で問題提起してくれてもいい。みんな本気で考えますよ。
やる気・本気の議論はもういいでしょう。
十分に達しています。
これからは具体的な事業について、胸襟を開いて問題提起したらどうでしょう。
全員参加で解決策を探っていきましょう。

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2012年11月14日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL27,2012.11.14号


今回も、前回に引き続き、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動をお届けします。


最終回、第5回目は岡田崇さんの感想文です。


第17回三河湾100㎞歩け歩け大会 感想

皆さん本当にお疲れ様でした。
そして応援して頂いた塾長、そして塾生の皆様ありがとうございました。
この度、5人で参加させて頂きました。第17回三河湾100㎞歩け歩け大会
皆さんの感想を読ませて頂いて、本当に感動致しました。
私は、残念ながら71kmでリタイヤしてしまいました。
これは、ただ根性がなかった。それだけです。
何も言い訳は出来ません。
多分、5人の中で一番普段から歩く事をしているはずの私がリタイヤしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
しかし、この為に努力した皆さんと一緒にいられて本当に幸せでした。
物事を共有出来たことも、時間を共有出来たことも、とてもとても大切に感じる事が出来ました。
前半のハイペースも楽しかったですし、休憩はもっと楽しかった。
皆さんと一緒に歩き続けていくあの時間全てが楽しかった。
色んな所に寄りました。コンビニ、ミスド。。。。大きな薬局、小さな薬局。。。。
全部楽しかった。そして素敵だった。みんなが一緒に前に向かって行くことの素晴らしさが見に染みました。

素直という事が素晴らしいと教えて頂いた大石さん。
ちょっと日中に弱い所に可愛さを、夜の最強パワフルガッツに感動しました。そして一生懸命な大石さん。自分との戦いに身を投じるその姿は、熱く心を震わせる「漢」を感じました。準備をしなくても、痛みがあっても、最後までやり遂げる力を持ち、やり通し、結果を残す。そのお姿は感動そのもので、一番涙が止まらない瞬間でした。

正直な気持ちを打ち明けあった三浦さん。
カラオケも楽しかったですね。中盤にハイペースで歩きながら色々とお話しましたが、うさぎとカメの話は本当でした。三浦さんの飾らない姿は心を打つ力があります。そして配慮をもって人と接する事の出来る素敵さが私を救ってくれました。そしてしっかりゴールしましたね。結局、初めてでも必ず成し遂げてしまう三浦さんが出来る男の証明なんですよ

本当に格好よかった弘朗さん。
62km~71kmは私たちのドラマでしたね。色んなお話をさせて頂きました。失礼な言動もあったと思います。でも、本当に救われました。きっとあそこでお二人と出会わなかったら動けなかった。でもあの時間に弘朗さんの仕事への気合と根性をお聞きできた気がします。
ゴールの瞬間の弘朗さんが最高に格好良かったです。

共に悔しい気持ちで全員の帰りを待った純子さん。
私は止まっていたあの時、足の冷えの痛みと眠気で前があまり見えていませんでした。純子さんの「岡田さん!」の一言で動き出すことが出来たんです。あの後不思議と身体が軽くなっていき、71km付近では走れてしまったのですから。
でも本当に残念でなりませんね。私たちには初参加完歩は成し得ませんでした。必ず次回は完歩し、可能ならば続けて行くことが出来たらと思っています。一度や二度では終わらず持続し、何度でも挑戦し向きあい、己を見つめ考える。それは純子さんの姿勢から自分が感じたものです。自分に厳しく他人に優しく、そしていつも笑顔を絶やさぬ純子さんに沢山の元気と励ましを頂きました。

そして最高です。皆さんと一緒に参加出来た事が誇りです。


山田壽雄 コメント
岡田さん、あなたらしい素晴らしい感想文気持ちよく読ませて頂きました。気配り、心配りのできる優しい岡田さんならではの文章ですね。まさにここがあなたの人としての大きな財産です。育ててくださったご両親に感謝を忘れないように、そして今回の経験を今後の人生にどう生かしていくか本物の男としての魅力を身に着けていってください。
真の経営者として益々磨きをかけてお父様を超えるように頑張ってください、期待してますよ。

岡田崇 コメント
今回、塾長のおかげで素敵な機会に巡りあわせて頂き本当に感謝しております。
そして経験の全てが私の財産です。今後の人生にどういかしていけるのか、またどの様に考えていけるのか。「よくやった」とお褒めの言葉を頂ける様に努力し結果を求めていきたいと思います。塾長から頂いたお言葉「やった事しか結果は残らない」。。。。。大切にします。


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2012年11月11日日曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL26,2012.11.11号


今回も、前回に引き続き、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動をお届けします。


第4回目は三浦隆幸さんの感想文です。


第17回三河湾100㎞歩け歩け大会 感想文
今回の挑戦で私の弱さそして最低な部分に沢山気付く事が出来ました。
皆様にお話しするのは恥ずかしい事ですが、私は自身の事を飾ることなく全てを山田経営維新塾の同志にはお話ししたいと思います。不愉快な思いをする方もいると思いますがお許し下さい。
10月20日の出発の朝、私はやる気に満ち溢れていました。『絶対にやってやる!仲間と全員でクリアなんて無理!クリアするのは俺だけだから自慢してやる』と本心は思っていました。今思うと最低だったと思います。
8時10分にスタートし、ハイペースで全員快調に歩きました。岡田さん純子さんが5人の先頭、私は中盤、後方に弘朗さん大石さんが続く形だったと思います。第一ポイント付近(28㎞地点)で既に弘朗さん大石さんは少し遅れ気味で、『大丈夫だろうか?この2人のゴールは無理だろうな』と決めつけていました。32㎞を通過し案の定2人は遅れ、意外な事に純子さんの足の小指爪が剥がれるアクシデントもあり3人が遅れはじめました。5人の時間制限が迫りチームを引っ張らなければの思いもあり、42㎞ポイント、52㎞ポイント、62㎞ポイントは私と岡田さんがリードする形で進みました。62㎞ポイント到着時、大石さんが巻き返しを図り私と岡田さん、大石さんが同時に到着、遅れる事30分位で鈴木さん夫妻が足を引きずって到着しました。時間制限がますます厳しくなる中、鈴木さん夫妻をおいて62㎞地点を3人で先にスタート…その直後だったと思います。今まで快調だった岡田さんが疲労の蓄積と汗冷えもあり急に歩くのが困難な状態になりました。仕方なく私と大石さん2人で歩き72㎞ポイントを沢山の人を抜き去る形で到着しました。72㎞ポイントを目指す最中、色々な事を考えました。『72㎞で岡田さんはリタイア、鈴木さん夫妻は62㎞でリタイアしただろう。間違いない!!』と…。72㎞ポイント到着と同時に大石さんが岡田さんと携帯で連絡を取りました。すると、およそ後1.5㎞20分~30分遅れて3人到着するとの事でした。私は驚きました。今思い返すと、その時の感情は最低の馬鹿野郎だと思います。申し訳ありません。そして72㎞ポイントを私と大石さんの2人で先に出発しました。出発し15分位経つと私の今まで騙し騙し歩いていた右膝が悲鳴をあげました。歩く度に激痛が私を襲いました。この痛みに耐えて4人は歩いていたのかと実感しました。そして『この痛みで歩くのは無理だ!考えられない!…次の83㎞ポイントまで行ったらリタイアも考えよう!』と考えました。大石さんのスピードに付いて行く事もできず激痛に耐え一人で歩いている時に仲間の現状が気になり岡田さんに電話をすると、岡田さん、純子さんは惜しくもリタイア、弘朗さんは先に進みましたとお聞きしました。この時の心境は『俺も次でリタイアしよう。弘朗さんも次でリタイアするだろうし、大石さんもひょっとしたらリタイアするかな…』です。83㎞ポイントに大石さんから遅れる事10分程で到着しました。大石さんと話しをすると元気な顔で『三浦君頑張ろう!ここまで来たからゴールしようよ!俺は先行ってるよ!!』と言い先に出発しました。次に弘朗さんに電話すると『三浦君。まだ着かないから先に行ってて!有難う』と言われました。私は自分だけリタイアならまだしも人を巻き込んでリタイアを考える、最低な馬鹿だと感じました。俺も負けれないと思い83㎞ポイントを出発。ここからゴールまでは本当に痛みを耐えつつ色々な事を考えました。岡田さん、純子さんにもっと暖かい行動と言葉を発していたら、もっと頑張れたんじゃないだろうか!?なぜ皆が私を助けるように私も皆を助けようとしなかったんだろう!?5人で一緒にゴールしたいと、絶対したい!とこの時に心底思いました。遅過ぎですね、すみません。
83㎞から88㎞ポイント、94㎞ポイント、100.㎞ゴールまで進むにつれて考える事も次第に大きく沢山になり本当に自分を見つめ直す事ができた時間でした。
そして塾長からの『頑張りなさいよ!』の応援電話、岡田さん、純子さんからの『ゴールで待っています』の電話、道沿いで『頑張って下さい』と声を掛けてくれる人達、本当にパワーになりました。これだけは言えますが、絶対に一人ではクリアはできなかった。俺は無力な人間で最低な人間である。でも、まだまだ自分を変える事はできると思います。ゴールテープを切ったのは、3人ですが5人でゴールしたレースだったと思います。

今回の大会で私自身、最低な人間であると感じる事ができたし、岡田さん、大石さん、弘朗さん、純子さんは凄い人間だと思いました。この感想文で私の事を最低の人間だと感じる人も多いと思います。ですが、これが私の飾る事のない人間性だったと思います。早く山田経営維新塾の塾生と胸を張って自分で言える人間になりたいと思います。長文の下手な文書ですが、お読み頂き有難う御座います。

本当に失礼な文書だったと思いますがお許しください。

三浦隆幸


山田 壽雄 コメント
素晴らしい感想文をありがとう、読ませていただき涙が溢れ出てとまりません、今後の君の人生にとって大きな貴重な経験と最高の学びを素晴らしい仲間と得ることができましたね。恥じることなど全くありません、隆幸の本物の勇気に心よりエールを送ります。今後の隆幸の活躍に大きな期待をしています。君をこんな立派に育ててくださったご両親に感謝を忘れないように親孝行しなさいよ。


三浦 隆幸コメント
88㎞地点での塾長からの応援の電話…足の痛みが和らいだのが自分でわかりました。応援の力、仲間の力は凄いんだと体で感じました。本当に参加して良かったです。参加、そしてゴールできた事を多くの方に感謝しています。有難う御座いました。


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2012年11月6日火曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL25,2012.11.06号

今回も、前回に引き続き、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動をお届けします。


第3回目は大石浩和さんの感想文です。


三河湾100km歩け歩け大会 感想 大石浩和

高校のときの担任が言った「私は受験勉強で一週間徹夜した。気が付いたら病院のベッドの上だった。それが私の限界だった。みんなも一度、自分の限界に挑戦してみたらいい」
僕は自分が完歩できるとは思っていなかった。「参加することに意義があり、自分の限界に挑戦できたらいいな。たぶん完歩はできないだろうな」くらいに考えていた。夜、一人になると頭に浮かぶのは子供たちのことばかり。「パパがんばって」幻聴まで聞こえそうなくらいだった。涙が出てきた。「子供たちのために歩くんだ」「完歩して子供たちが自慢できるパパになって見せるんだ」そのことばかり考えていた。途中からペースを落とした三浦君に合わせると足が痛かった。「カルネアデスの板」を思い出し三浦君を置いて行った。三浦君には悪いが自分だけは完歩するんだと言い聞かせた。三浦君に合わせれば僕は痛みでリタイアしていたと思う。夜が明けてきた。僕は他の人に声をかけまくった。「おはようございます」「もう少しです、がんばりましょう」「足は痛いけどまだくっついてますよ、まだまだ動きますよ、がんばりましょう」声をかけているのだけど本当は自分に言い聞かせている。最後の10km位は意地と根性だけだったと思う。ひたすら歯を食いしばって、痛みをこらえて前進した。自分の意志でリタイアはしたくなかった。自分の限界に挑戦しているんだ。僕がリタイアするときは自分の意志で足が動かなくなった時だと決めつけた。最後まで僕の足は動いてくれた。ゴールで岡田さんと純子さんの顔を見たときに、また涙が出てきた。お風呂に入り自分の足を見た。僕はほとんど練習してない。靴も当日初めてはいた。休憩の時も足のケアなんてまったくしなかった。後半はほとんど座らずに、休憩も短時間だった。すごい無茶をしていた。それでも僕の両足は最後まで動き続けてくれた。一番泣けてきた。


山田壽雄コメント
素晴らしい投稿感動しました。100キロウオォーク3日前まで秋冬番の徹夜に近い製茶作業で正直今回は君の100キロ完歩は物理的に無理ではないかと思ってました。しかし、挑戦する、ここが浩和君らしさで素晴らしいとこですね。完歩本当におめでとう。最後まで動き続けてくれた自分の足に感謝し泣けてしまいました。私も泣けました。こんなに頑強な男に育ててくださったご両親に感謝し親孝行をしっかりしなさいよ。「やったことしか結果は残らない」お疲れ様でした。

2012年11月4日日曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL24,2012.11.04号

今回のメールマガジンは、前回に引き続き、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動をお届けします。



第2回目は鈴木順子さんの感想文です。

100キロウォークの感想を投稿します。長文になりますが、どうぞお付き合い下さい!岡田さん・大石さん・三浦さん・主人と私の5人は、土曜日の朝8時 10分スタート!スタート直後は和気藹々と話したり、景色を見ながら楽しく歩いた。最初のチェックポイント28キロ地点〜次の32キロ地点までは、アップ ダウンのある道で大変だったけど、特に大きく遅れる事無く全員で歩いた。その後、42キロ地点に向かう途中、私と主人が少し遅れてしまい、2人で歩いてい た。その途中、カレー屋さん(CoCo壱番屋)の店員さんが、店の外に大勢並んで「頑張って下さい!」と声援をくれた。投げ掛けてくれた言葉に感動し励ま された。この時点では、このまま行けば、きっと完歩出来るな〜と甘く考えていた。ところが、42キロ地点に到達する直前…�
�然右足に激痛が走った。暗くて状態がよく見えなかったが、靴の中で何かが起きている。なんとか痛みを堪え、42キロ地点まで辿り着いた。見ると、右足小 指の爪が剥がれていた。先に到着していた岡田さんがくれた鎮痛剤とテーピングで、何とかまた歩き出す事が出来た。次の52キロ地点までにまた痛み始めた が、「KANの愛は勝つ」を聴くと不思議と痛みが和らぎ、力が湧いて来た。その歌を10キロの間、繰り返し聞き続けた。次の62キロ地点に向かう途中、今 度は主人が股関節が痛くなり歩けなくなってしまった。少し休むとまた歩き始めた。痛みを堪え歩く主人を見ているのが辛くて、もうやめようって言いそうに なったけど、絶対に完歩したいと言う強い想いを感じ、リタイアと言う言葉を封印した。62キロ地点でも、先に
着いていた岡田さんが鎮痛剤をくれ、主人を助けてくれた。次の71キロ地点に向かう途中、先に出たはずの岡田さんが路肩にいる姿を見た。膝の痛みと前日からの睡眠不足で、とても辛そうだった。そこからは励まし合い3人で歩いた。71キロ地点まで、あと
1.5キロと言う所で、私の足は思う様に前に進む力を無くし、我慢し続けた痛みで目の前が霞んだ。歩けなくなった私を見て、岡田さんが近くで声援を贈って くれていた車の人に、お願いしてくれ、車に乗せて貰った。私はそこでリタイアした。完歩を誓いあった塾生の中で自分だけリタイア…情けなく悔しかった。岡 田さんは71キロ地点に間に合ったけど、私を気遣ってそこでリタイアしてくれた。そこで、主人が私に言った。「俺は行くよ。純子の分も」主人は当初、一緒 に歩いて2人でゴールする事に意味がある。だから、純子がリタイアしたら俺もリタイアすると言っていた。その主人が今、負けず嫌いの私の分も、自ら完歩を 誓い歩くと言ってくれた。嬉しかった。今迄、仕事と家庭で殆どの時間、一緒に過ごして来たけど、こ
んなに主人の足音を近くに感じ歩いた事は無かった。ここまで一緒に歩いてくれて有難うと言う想いで、1人歩き出す主人を見送った。大石さん、三浦さん、主 人は見事完歩した!最高の笑顔だった。体はとても辛そうだったけど、達成感に満ちたその姿に感動した。本当に凄い、おめでとう!!途中リタイアした私に は、達成感が全く無い…足の痛みだけが虚しく残っていた。やっぱり自分も完歩したい!と言う事で、来年再度チャレンジすると心に決めた。今回の100キロ ウォークは、私1人の力で歩いた訳ではない。沖縄から駆けつけてくれ、子供達を見ていてくれた母。歩いてる途中、電話で励ましてくれた父、そして山田先 生。沢山の人の支えと応援がパワーになった。本当に有難う心から感謝します。





山田 壽雄

お疲れ様でした。純子さんらしいとっても素晴らしい感想文ですね。
情けなく悔しかった。主人が私に言った。「俺は行くよ。純子の分も」主人は当初、一緒に歩いて2人でゴールする事に意味がある。だから、純子がリタイアし たら俺もリタイアすると言っていた。その主人が今、負けず嫌いの私の分も、自ら完歩を誓い歩くと言ってくれた。嬉しかった。今迄、仕事と家庭で殆どの時 間、一緒に過ごして来たけど、こんなに主人の足音を近くに感じ歩いた事は無かった。ここまで一緒に歩いてくれて有難うと言う想いで、1人歩き出す主人を見 送った。大石さん、三浦さん、主人は見事完歩した!最高の笑顔だった。体はとても辛そうだったけど、達成感に満ちたその姿に感動した。本当に凄い、おめで とう!!途中リタイアした私には、達成感が全く無い…足の痛みだけが虚しく残っていた。やっぱ�
��自分も完歩したい!と言う事で、来年再度チャレンジすると心に決めた。今回の100キロウォークは、私1人の力で歩いた訳ではない。沖縄から駆けつけ てくれ、子供達を見ていてくれた母。歩いてる途中、電話で励ましてくれた父、沢山の人の支えと応援がパワーになった。本当に有難う心から感謝します。
素晴らしい夫婦愛、家族愛、仲間、同志愛、感謝の心を強く感じます。(逞しい最高のご主人ですね)沢山の事を学べましたね。
「やったことしか結果はのこらない」
体験した人だけしか感じ取れない多くの経験できたと思います。
私も沢山の感動をいただきました。ありがとうございました。
来年のリベンジに期待してますよ。お疲れ様でした。






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2012年10月29日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL23,2012.10.29号

今回のメールマガジンは、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動を皆さんにもお伝えします。

まず第一回目は鈴木弘朗さんの感想文です。


100キロウォークを終えて 感想 鈴木弘朗

2日経った今も、経験したことのない痛みが全身を包み込んでいる。
100キロの凄まじさと、歩き切った実感を自分に伝えてくれる。
歩 く前の自分には目標が二つあった。一つは完歩、そしてもう一つは、「二代目は根性が無い」と言われないように、強い精神力を身につける事だった。歩く前 に、山田先生から、「これは真の経営者になる為の最初の登竜門だ。絶対に完歩しなさい」とおっしゃって頂いた。今、自分達は新しい分野への仕事に挑戦しよ うとしている。100キロ位、乗り越えられなければ、これからの様々な困難に立ち向かっていけないと思い、全く練習していない身体的には不安でたまらな かったが、強い気持ちだけは持って臨んだ。

スタート前、みんなのやる気に満ちた醸成された空気、チームで掛け声をかけ望んでいる人達、イキイキと対応してくれるボランティアの人達、素晴らしいものを感じ、最初からこのイベントの創り出す魅力に引きこまれていった。
そ して、スタートして間もなく、気づいたのは、色々な人が参加しているんだという事。足に障害を持ちながらも、松葉杖でひたむきに歩く人。片手の無い人もい た。70キロ手前で出逢ったお年寄りは、ご年齢を尋ねると、セブンティエイト!と元気に答えてくれた。初参加したのは67歳で、今回10回目の参加との 事。みんな凄い。五体満足で参加している自分が、痛い、痒いと言ってはいけないと思った。みんなそうやって、100キロ先のゴールに向かい、ただ直向きに 前を向いて歩いていく。まさにここは自分との戦い、限界への挑戦の場だ。沿道で心からのエールを送ってくれた人もいた。行きの35キロ位?カレー屋さんの スタッフが総出で「100キロウォーク、心から応援してます!」というプラカードを掲げ、一人一人に声をかけ�
��いた。なんて素晴らしい人達なんだと思った。なんとこのカレー屋さんは、Uターン後の80キロ地点でもいた!女性の店長らしき人だろうか?一人で立ち 「感動をありがとう」というプラカードを掲げながら、一人一人に声をかけて拍手してくれた。そんな人の心の温かさが本当に胸に沁みてきて、歩きながら、何 度も涙した。

71キロ地点での妻と岡田さんのリタイヤは、悔しくてたまらなかった。岡田さんは前々日から私達夫婦に買い物も、音楽のダウ ンロードも快く付き合ってくれた。前半のレースもずっと引っ張ってくれた。しかし、62〜71キロで、痛みと睡魔が限界だと苦しそうに歩くようになってい た。自分が岡田さんにしてもらったことを思い返し、今自分に出来る事は、励まして声を掛け合いながら進む事だと思って、ありったけの奮起する言葉を選んで 話をしながら前に進んだ。そして、71キロ地点3:30迄というタイムリミットを、自分は3:27。岡田さんは3:29で走り抜けた。岡田さんは痛くても リタイヤしても、最後まで笑顔を絶やさず清々しかった。こういう所は自分にない岡田さんの素晴らしさだ。岡田さんには「有難う」と心から思っている�
��、真の友情が芽生えた瞬間でもあった。妻には、正直、なんて声をかけてあげてよいか言葉が見つからなかった。ただ自分は歩かなければならない、とだけ言ったと思う。とにかく妻の分まで頑張るしかないとまたそこで自分を奮い立たせた。

し かし夜も更けてくると、流石に、神通力も途絶え途絶えになり、意識が遠のいてくる。夜明け前の4:30位だろうか、千鳥足で歩く私の側を力強いストローク で抜き去ろうとする人がいた。「さあもう少し頑張ろう!」と声を掛けてくれた。振り返ると、ゼッケン一番、犬束会長だ。もう68歳になるというのに、今回 も参加していたんだ!急いで声を掛けた。「練習はしたのか?」「恥ずかしながら、ぶっつけ本番で臨ませて頂いています。」すると笑って、「その方がいいん だよ。本当の苦しみ、地獄を体験出来るから。」とおっしゃった。そして、その後の言葉が今でも鮮明に残っている。「そうやってトップ自ら苦難に立ち向かっ ていく姿勢が大切な事で、本当の辛さを経験した人だけが、真の優しさを身につける事ができるんだ
よ」とご教示頂いた。有難い訓示を受け、又、涙が流れ落ちた。

今、 終わって振り返ってみると、何度も極限状況を体感し、今まで生きてきた自分がなんて薄っぺらい人間だっのか、今までの生き方を見直すきっかけになった事が 一番大きかったと思う。そして、今回の完歩は決して自分一人の力で成し遂げられたものでは無いんだという事を本当に浴びる位に今、感じている。見守ってく れた妻、家族、塾の仲間がいて、後押ししてくれる人達の存在があって、その大事なものを守る為に頑張れたし、頑張らなければならない使命感がずっとあっ た。特に最後の30キロは、もう気持ちだけだった。人生に於いてこんな素晴らしい経験をさせて頂いた事は無い。本当に参加させてもらって有難い気持ちで一 杯です。100キロウォークは、私に「沢山の気づきを与えてくれる場所」でした。共に闘った素�
��しい仲間、5レンジャー本当にありがとう!


山田 壽雄 弘朗君、最高の感想文です。感動しました。
この100キロウォークで本当に多くを学ぶことが出来ましたね。
人として、経営者としての財産を得ることが出来た思います。
「やったことしか結果は残らない」
益々の活躍に大きな期待をしています。お疲れ様でした。


鈴 木 弘朗 山田先生、コメント有難うございます。激励のお言葉の一つ一つに重みがあり、大変嬉しかったです。私の仕事での目標は、100キロウォークで例えると、ま だ5キロ地点くらいです。目標に向って100キロ同様、長い道のりですが、この経験を活かし今後も着実に歩んで参ります!

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2012年10月22日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL22,2012.10.22号

時には息抜きも大切




最近私は、塾の皆さんと親睦を深めています。
9月15日には梅が島の別荘をお借りして、バーベキューをやりました。
17、18日には上高地に1泊2日の小旅行。
10日10日には長野県駒ケ根市の千畳敷カールに行ってきました。

なんだ、遊んでばかりじゃないか。そんなことで圧倒的な業績を上げるなんてこと、できっこない-という声が聞こえてきそうですね。
反論はしません。
でも、とても楽しかったですよ。塾の皆さんの、ふだん見せない姿をたくさん見させてもらい、旅行の楽しさとは別に大いに得させてもらったと感じました。

倉嶋さんは、塾では頼りなげに見えるときもありますが、家族の前ではなかなかどうして、立派な大黒柱でした。
海野さんは公私にわたってよく気のつく人ですが、家族の前ではいっそう燃える男でした。
大石さんはお茶ばかりと思っていましたが、ロックに明るく、車については止まることのないほど雄弁でした。
石川さんは難しい人かと思いきや、行く先々でソフトクリームを食べる無邪気な甘党でした。
そして岡田さんです。事務局だから当たり前かもしれませんが、3回の企画にすべて参加し、用意周到に準備を整え、遠出では運転手を1人で務めてくれました。
遠い距離をものともせずわざわざ下見に出掛けたり、私や石川さんたちのために冬装備から各種薬まで用意し、万が一の時には自分で背負って下山する覚悟までもっているのでした。

思い切り楽しいことをやっているときや、旅に出ると、人は思わずいつもは隠れているその人となりを見せてくれます。
それは酒を酌み交わすことで出てくる別の人格とも、少し違います。
私は経営維新塾でたびたび、同志として胸襟(きょうきん)を開いてつきあおうと言ってきました。
人や会社を動かすのに大切なのは、知識や経験ばかりではない、何よりも必要なのはコミュニケーション能力だよ、とも説いてきたのです。
頭で理解しているだけでは、相手を知ったことにはなりません。
ホテルに缶詰めになっての研修だけでは、自分をさらけ出すことなどできません。
コミュニケーションは人対人。
人柄、人となりがぶつかりあって、火花が散って、感情が動いて本当の交流が始まります。

正直に言えば、8時間の塾のカリキュラムの中で人間関係の構築までをやるのは難しいと思っています。
まだこの塾は、一丸になっているとは言えません。
欲をかいても仕方がないので、まだ抑えています。
だから、バーベキューや小旅行も私の思いつきにすぎません。
また日曜祭日は家族や友達と過ごしたいでしょうし、平日は会社があって参加できないのが普通です。だから無理強いはしません。

この塾はすばらしい塾だと自負しています。
それは皆さんの人柄がすばらしいからです。
ここにいる私を含めた14人が協力し合える関係を築けたら、どれほどすごいことになるかと考えると、ワクワクしてきます。
たかが親睦の旅行でそれができるとは思いませんが、1歩1歩です。
オンとオフを上手に切り替えながら、塾を有意義なものにしていきましょう。

静岡市内から車で1時間の梅が島の空気は、下界とは違っていました。
上高地では帝国ホテルで高いオムライスを食べたかと思えば、帰り道では野生のサルに出会いました。
新穂高ロープウェイに乗って西穂高駅に降り立てば、360度の北アルプスのパノラマが広がっていました。
標高差950mを一気にロープウェイで上った千畳敷カール標高2612mでは、100%ガスった山腹がほんの30分だけ私たちに打ち解け、鮮やかな青空と紅黄に染まった山肌を見せるという奇跡にも出会いました。

今度は皆さんとご一緒に!
山田経営維新塾 塾長:山田壽雄-新穂高ロープウェイ駅より

2012年10月17日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL21,2012.10.17号


小言から始まる維新塾では情けない
このメールでも私は皆さんに厳しいことばかりを言っていますね。
少し、反省しています。
少しですよ、全面的に反省しているわけではない。
少し反省している理由は、塾が私が思っている方向になかなか進んでいかないからです。いかない理由は、たぶん私の非力にあるのでしょう。そこが反省点です。
締めつけるばかりが能ではない。
そうですよね。皆さんはよいところをたくさん持っている。
育ちの良さ、人に対するやさしさなどは、私が到底持ちえない美質です。

2012年9月20日木曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL20,2012.9.20号


今回は「カルネアデスの板」のテーマでお送りします。


前回のメールで私は厳しく経営維新塾の塾生の心に訴えました。
甘さがあっては、学んでも学んでも、何の意味もないからです。
しかし、平和で豊かな時代に育った私たちにとって、甘さを捨てるというのは簡単ではない。
そこで私は、次のような命題を出してみました。
『カルネアデスの板』です。

2012年9月13日木曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL19,2012.9.13号


人間力・リーダーの真摯さ

前回のメールで私が何を言ったか、皆さんは覚えているだろうか。
ほぼ確信を持って言うけれども、ほとんど記憶に残っていないのでは?

2点言いました。
リーダーは真摯であれ、ということ。
その真摯さは学ぶことはできない。リーダーたるもの、始めから身につけていなければならない資質なのだ、と言ったのです。
もう1点。
真摯さは、まず謙虚であること。おごり高ぶらず、権力的な発想を持たず、部下を信じ慈しむ。リーダーにそういう資質がない時、あるいはどこかに置き忘れてしまった時、「木は梢から枯れる」。組織そのものが崩壊してしまうのだ、と言ったのです。

それでは私が前回、悪しきマネジャーの典型例として出した次の話を覚えているだろうか。

「ともに働く者、特に部下には、上司が真摯であるかどうかは数週間でわかるものだ」とドラッカー氏の言葉を引き合いに出して、ダメなマネジャー2タイプを示したのです
■自分の職責に対して無知であり、無能なマネジャー。
■部下から見ていかにも頼りない、また「らしくない態度」のマネジャー。
そしてさらに、この2タイプのダメマネジャーより、真摯さに欠けているマネジャーの方がもっと悪いとして、真摯さに欠けるマネジャーの例を5つばかり挙げたのです(後で前回のメールを読み返してください)。
でも、どうやら私は先を急ぎすぎたようです。

今月7日に行った6回目の山田経営維新塾で私が感じた思いを正直に言いましょう。上に書いた■の部分はダメなマネジャーの典型です。職責を把握していること、職責にふさわしい態度を示す、ということはリーダーとしての「基本のキ」。当然、そのくらいの基本は備えていると思っていましたが、『本当に満たしているのか?』と、心配になったのです。
もちろん塾生には、いいところがたくさんあります。責任感があり、まじめ。そして謙虚である。立派なリーダーになる素地がかなり備わっています。
しかし、穴ぼこだらけでもあるようです。
一言でいえば、甘いのです。

1回目と同じでした。
講義に遅れて来る者がいる。それをとがめる者もいない。漫然と数分を無駄にして、何の怒りも感じない。
維新塾の塾生たちは、和気あいあいと何を学びたいのだろうか。リクレーションの仕方ですか?休日の楽しい過ごし方ですか? 社長、幹部としての在りようではないのか。

ルールを守る▽約束を守る▽言い訳しない-何度も言ってきた「基本」です。
仕事は前半主義でやろう-これも基本。しかし、宿題を塾の前日に提出する人もいる。
名刺交換は命の交換である、とも言いました。ここから商売が始まる。自分を売り込む場。「最高の笑顔で」とも教えました。実践していますか?
礼状は毛筆の手紙で。これも教えました。営業に行って時間をもらった。礼状を必ず出していますか?めんどうなアナログの手段だからこそ相手の印象に残る。ここまで言ったのに、継続できないのはなぜでしょう。
手紙は書くのが難しい。でも、塾生の中には書くことのプロもいる。「手紙研究委員会を立ち上げ、勉強してみたら?」と言いました。でも勉強会は開かれていない。私の言葉はそれほど軽いのだろうか。
維新塾の第1回、環境整備として七福醸造の犬塚敦統さんに話していただきました。何を聞いていたのですか?トイレ掃除を今もやっている人、いますか?

維新塾に来て、人の話を聞き、学び、モチベーションが上がる。
「よし、やるぞ!」と思う。
しかしその決意、何日続きますか?
「やったことしか残らない」と私は何度言ってきたことか。
何日かすると元の黙阿弥。それでは普通の生徒と一緒です。

でも、人間って、そういうものでもある。決意したって、すぐに気がなえてしまう。本当に本当に追い詰められて、崖っぷちまで追い込まれて切り返したのでなければ、人間の決意なんて、一晩眠れば忘れてしまうものです。
犬塚さんがなぜすごいのか。
彼は常人ですか? ある意味、あそこまでやるのは尋常ではない。自分を習慣化し、組織に対しても全身全霊でそれを求め、繰り返し繰り返し、嫌となるほど叱咤激励し、時には怒りを見せ、脅し、すかして社員をあそこまでもっていった。
これって、常人のワザですか?
異常と言わないまでも、異才なのだと思います。

なぜそんなにまで追い込むのでしょうか。
組織を生き残らせるためなのです。
リーダーとしての責任を果たすためです。
職責に対して無知であり、無能なマネジャー、「らしくなれない」マネジャーの下では、会社は1カ月ともちませんよ。

維新塾に来たのなら、自分を変える覚悟をしてください。
甘い自分とキッパリ縁を切る。
嫌われても筋を通す。
覚悟がなければ、とてもリーダーは務まりません。

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2012年8月26日日曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL18,2012.8.26号


山田壽雄が推薦します。
「超」入門 失敗の本質






  
日本人は今こそ、過去の失敗から学ばなければならない。
日本軍とアメリカ軍の戦いをいろいろな角度から分析し、
日本人の特性と日本的な組織論を非常にわかりやすく書かれてます。
日本は「最大の失敗」から本当に学んだのか?

「失敗の本質」から学ぶ「敗戦七つの理由」


第1章 なぜ「戦略」が曖昧なのか
    戦略の失敗は戦略で補えない
    「指標」こそが勝敗を決める
    「体験的学習」では勝った理由はわからない
     同じ指標ばかり追うといずれ敗北する 

第2章 なぜ「日本的思考」は変化に対応できない
      ゲームのルールを変えたもの者だけが勝つ
      達人も創造的破壊には敗れる
      プロセス改善だけでは、問題を解決できなくなる 

第3章 なぜ「イノベーション」が生まれないのか
    新しい戦略の前で古い指標はひっくり返る
    技術進歩だけではイノベーションは生まれない
    効果を失った指標を追い続ければ必ず敗北する

第4章 なぜ「型の伝承」を優先してしまうのか?
    成功の法則を「虎の巻」にしてしまう
    成功体験が勝利を妨げる
    イノベーションの芽は「組織」が奪う

第5章 なぜ「現場」を上手に活用できないのか?
     司令部が「現場の能力」を活かせない
     現場を活性化する仕組みがない
     不適切な人事は組織の敗北につながる

第6章 なぜ「真のリーダーシップ」が存在しないのか
      自分の目と耳で確認しないと脚色された情報しか入らない
      リーダーこそが組織の限界をつくる
      間違った「勝利の条件」を組織に強要する
      居心地の良さが、問題解決能力を破滅する

第7章 なぜ「集団の空気」に支配されるのか
      場の「空気」が白を黒に変える
      都合の悪い情報を無視しても問題自体は消えない
      リスクを隠すと悲劇は増大する



新しい時代の転換点を乗り越えるために



戦略とは「目標達成につながる勝利」を選ぶこと、日本軍の努力の70%は無意味だった。
戦略のミスは戦術でカバーできない。

なぜ「日本的思考」は変化に対応できないのか?

  練磨の文化からの脱却。ゲームのルールを変えた者だけが勝つ。

  型を反復練習することで、型を超えるという考え方、
  操縦技能、射撃精度を極限まで追求した日本軍に対して
  技能・精度が低くても勝てる飛行機の開発・レーダーの開発がアメリカ軍の勝利を生み出した。


  「売れないのは努力が足りないからだ」は本当か?

  ゲームのルールを変えた者だけが勝つ・・・・・・・・・・。
  

  感じます、兎に角、感じます。

  現在の日本が抱えている問題点をどのように解決していくのか
  新たな転換期を迎えた世界と現代日本、私たち日本人はこの大転換
  期に絶対勝利しなければなりません。


  あなたが、あなたの会社が圧倒的に飛躍するために「失敗の本質」
  から学んでいただきたいと思います。


  私の本も、まだ読まれてない方は是非読んでください。


★「非常識社長の維新を起こす経営」★

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一般社団法人「山田経営維新塾」
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社団法人「山田経営維新塾」
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2012年8月15日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL17,2012.8.15号


私の2冊目の著書、「“非常識”社長の『維新』を興す経営」(ミーツ出版)が 7月29日付静岡新聞の読書欄『今週のベストセラー』で久しぶりにトップを奪回しました。5月半ばの発売から、都合6度目の1位獲得です。


著名な経済人でもない、地方の製茶メーカーの創業者にすぎない私の経営指南書が静岡県内で好評をもって迎えられたのは、私を応援して下さる古くからの友達や、ビジネス上でつきあいのある方々、また中小企業支援の講演などで知り合った方々が『山田の本だから買ってやろう』と思ってくださったからだと思います。
おかげさまで地元の有力紙、静岡新聞の生活文化部記者から取材を受けるという栄にも浴しました。この記事は7月6日の朝刊でカラー写真付きで掲載されました。


この本のキーワードは「維新」です。
維新とは惟(これ)新たなりという意味で、すべてを根本から変えるという強い意志を表しています。最近は大阪市長の橋下徹さんが「維新の会」を名乗ったために、少し偏った形で伝えられていますが、「一新する」という以上の変化、大変革を意味します。

中小企業のくせにおおげさな、と言われるかもしれません。
いえ、中小企業だからこそ維新が必要なのです。
私がつくった会社「山田園」は幸いにして、中小零細企業が多く競争し烈な製茶業界でなんとか「23年連続増収増益」という実績を残すことができました。しかしそれは簡単なことではありませんでした。中小企業は小さな失敗でも命取りになります。どんなに経営努力をしても、外部環境により翻弄されることもあります。どんなときでも前年より売り上げを伸ばし、しかも利益も拡大させるということは、並みの努力ではできることではありません。
社長在職中の23年間を考えても、漸進するとき、つまり無理せず緩やかに前年実績を超えようという時期と、大胆に新規事業に乗り出したり、組織を大幅に変えるなど「変革」を志向した時期とがあります。
変革期には、今までの経験や発想では通用しないことがあります。そんな時はすべてを平地に置いて、一から人間や組織、取引先との関係、顧客創造の方法等を練り直したものです。その際、一番に変えなければならないのはトップリーダーたる経営者そのもの(「おれが変わらなければダメだ」ということ)なのです。
社長が変わらなければ、会社は変わりません。
逆に言えば、社長が変われば会社は大きく変わっていくのです。


本書のもう一つのキーワードは「人づくり 夢づくり ファンづくり」です。
これは、中小企業が維新を起こすためのプロセスを説明しています。
負けない企業にするにはどうすればいいのか。


1に人づくりです。経営者自身がひとかどの人にならなければ会社は動かせない。
2番目に、夢づくり。社員が夢をもてる会社でなければ強い会社にはならない。
1と2ができてはじめて、顧客はその会社のファンとなり事業を後押ししてくれることになります。それがファンづくりの意味です。


社長が変われば会社は変わる。言うのは簡単ですよね。
誰でもできそうだ。でも、やり抜く人は少ないですよ。
社長はただでさえ現実の対応に追われ、先の見えない「効果」や「お題目」にかまけている暇なんかない。
そこで本書では、トップリーダーの常識外れの発想が会社や組織を変えていった具体例を数多く取り上げました。
中でも第7と8章では、中小企業が危機に際して陥りがちな「二者択一」的な発想をとりあげました。「競合他社が値引き攻勢をかけてきた。わが社も値引きすべきか否か」。普通は①追随値下げか②価格維持かの二者択一と考えます。
しかし、あれかこれかの発想は敗北の道です。こういうときこそリーダーは、脳みそに汗をかくほど考え抜かなければなりません。あれかこれかではない「第3の道」は必ず見つかります。


私は「“非常識”社長─」の上梓とほぼ同時のタイミングで、静岡市のホテルで月1回経営指南のための塾を開講しました。「山田経営維新塾」と言います。
共に学び、共に進化し、維新を起こそう─というのが設立の精神です。
会社は経営者によっていかようにも変わりえるものです。
よい経営者とは何か。
成し遂げたいという信念を持っていること、時代の趨勢を見きわめられる洞察力、これというタイミングで一歩踏み出す勇気、人をたらしこむような人間的な魅力、資金力、度胸、聡明さ、夢見る力……などなど、いくらでも「必要条件」を上げることはできます。
しかしそのすべてがそろったところで、おかげさま、感謝の気持ちで人を思いやる謙虚さがなければ、たぶん何も成就できないでしょう。
「人間力」と言えば簡単ですが、これが大切であることを腹にストンと落としこめるほどに理解するのは至難なことと言わなければなりません。
しかし維新塾はそれを目標にしています。


人から言われてやることは、1回きりなら誰でもできます。「心を磨け」「努力しろ」と言われて「よし、やるぞ!」と思う。頑張る。やり遂げる。できれば、喜びが沸いてくる。自信が生まれてくる。
さて、それからです。2日たち3日たち、まだその喜びや意欲を継続できるか。
凡人と「神様」と言われる人たちとを分けるのは、異常とも言える執念や信念を何も思わず信じ切りやり続けるかどうか。維新塾では実践を通して、腑(ふ)に落ちるところまで叩きこんでいきます。


本書は、塾に参加する塾生がスタートラインに立った時、最低限の心構えとして知っておいてもらいたい発想法やリーダーとしての在り方をまとめました。「経営」への理解が深まると、本書もまた違った読み方が出来ると思います。多くの方に読まれることを切望しております。

2012年8月10日金曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL16,2012.8.10号


人間力・リーダーの真摯さ

組織(企業)の精神は、トップで決まります。
リーダーシップが発揮されるのは「真摯さ」によってです。

マネジャーがしなければならないことはいろいろありますが、たいていは学ぶことができます。
しかし「学ぶことのできない資質、始めから身につけていなければならない資質が、一つだけある」とピーター・ドラッカーは言います。
才能ではありません。「真摯さ」です。

真摯さはごまかせません。
「ともに働く者、特に部下には、上司が真摯であるかどうかは数週間でわかるものだ」とドラッカーは言っています。自分の職責に対して無知であり、無能なマネジャー。困りものですね。部下から見ていかにも頼りない、また「らしくない態度」のマネジャーも、部下から見ればうんざりの上司でしょう。
それでも、真摯さに欠けているマネジャーに比べればまだましです。
部下は、真摯さの欠如だけは許しません。

「真摯さの欠如」とは何でしょう。定義は難しいです。
しかし、マネージャーとして失格とすべき真摯さの欠如、なら具体的に挙げることができます。

①人の強みよりも弱みに目を向ける者をマネジメントの地位につけてはならない。
②何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネジメントの地位につけてはならない。
③真摯さよりも頭のよさを重視する者をマネジメントの地位につけてはならない。
④有能な部下に脅威を感じる者をマネジメントの地位につけてはならない。
⑤自らの仕事に高い水準を設定しない者をマネジメントの地位につけてはならない。

私は「真摯さの欠如」は人の「権力志向」と平行なものだと思っています。
人は例外なく「小権力」を求めるものです。意地悪で狭量な感情です。
だから一たび権力を得ればそれを行使したくなるし、せっかく得られた権力は絶対に離したくない。
権力を持つ者は、自分を「絶対者」と錯覚します。誇示したくなります。
それがドラッカーが言うところの「真摯さの欠如」につながるのです。

人を認めることをせず、相手の弱さばかりに目が行く(①)。
権力を求める過程では、自分の信念より、誰が強いかに関心(②)。
一所懸命な者より速攻で成果を出してくれる者を可愛がる(③)。
さりとて、有能過ぎれば自分の地位を脅かす者は排除(④)。
よい仕事で自分を見せるより、人に認められることのみに関心(⑤)。

すべて、小権力に溺れてしまった者が取りがちな行動ばかり。
一言で言えば、謙虚さが欠けているのでしょう。ありがとう、おかげさまを忘れています。
権力は誰もが求める「欲」ですが溺れてはなりません。溺れれば人間の根本(根っこ)が腐っていきます。組織の場合、リーダーが腐れば木は枯れます。

人の範となれるかどうか、真摯さが全てです。
そして真摯さはごまかせるものではありません。
偉大な組織(企業)でありうるのは、トップが、リーダーが偉大だからです。
逆に、組織(企業)が崩壊するとすれぱ、それはトップが腐っているからです。


範とすることができないリーダーは、その地位についてはいけません。
仕事は真摯な人たちと楽しく行いたいものですね。

2012年7月13日金曜日

山田経営維新塾メールマガジン」VOL14,2012.7.13号

テーマ 「手紙は」



宿題の②「はがきを10枚書く」は大変だったではないでしょうか。
これも「クセになる」ほど習慣化するのがコツです。

と言っても、言うはやすしだったかもしれないですね。
10人にはがきを出す、慣れてしまえばそれほど苦にならないことも、
書き慣れていない人にはとっては、数行であっても「苦痛」かと思います。

ビジネスは「前半主義」で行くべきです。
6月初めに維新塾があり、そこで宿題が出た。
1週間以内に10枚書いた人、いるのだろうか。
間際になって、土俵際に追い込まれて書くのでは、通りいっぺんになるのがオチ。
ビジネスは前半、こっちがいきなり押しこんで、相手の土俵で取っていないと苦しくなる。
時間の区切りで言えば、朝一番、遅くとも午前中で、
その日のメインになる仕事は片づけてしまう。


2012年7月11日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL13,2012.7.10号 名刺はビジネスする人の飯のタネ


名刺はビジネスする人の飯のタネ


山田経営維新塾も4回目、ようやく気ごころが知れてきたようですね。
私の出版記念パーティーでの塾生たちの気配り、見事でした。
司会をしてくださった鈴木純子さんに対しても、皆さん声掛けをするなど、
塾としてのまとまりが感じられました。
良い仲間、よい同士たち。
そういった雰囲気は外部の人たちにも伝わるんですね。
多くの人から「頼もしいですね」「堂々としている」などとお褒めの言葉を頂戴しました。


2012年7月2日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL12,2012.7.1号


昨日、私の2冊目の著書『“非常識”社長の「維新」を起こす経営』(ミーツ出版)の出版記念パーティーが静岡市のホテルで開催されました。日曜日の宵、あいにくの雨中という条件にもかかわらず、多くの友人・知己が駆けつけてくれました。
いただいた祝辞はいずれも率直で鋭く、かつ温かく、こころに沁みるものでした。
そのことにまず、深く御礼申し上げます。


このパーティー、私が4月から始めた「山田経営維新塾」の塾生12人が発起人となり、実現したものです。そして発起人代表には、明治・大正・昭和を生き抜き日本資本主義の父と言われる渋沢栄一翁の5代目の子孫、渋澤健日本国際交流センター理事長が就いてくれました。地方の会社、一製茶会社の創業者に過ぎない私にこのような会はふさわしいとは思えず、当初は辞退しようかと考えたくらいですが、塾の一期生たちが言いました。
「いいではないですか。塾のことをもっと知ってもらうチャンスです。わたしたち自身が(塾長を)お祝いしたいんです」
これを聞いて、すべてお任せすることにしました。

実は、秀和システムという出版社から上梓した1冊目の著書『23年連続で増収増益 小さなNo.1企業の秘密』で私が第一番に言いたかったことは、「任せる経営」ということでした。
人を大切にする会社にしたい、社員さんを育て夢をもって働いてもらう、そのために社員教育に力を入れる、言いにくいことを言い、時に厳しく叱りもする。そういう中で、人を最も成長させるのは「すべてを任せる
ということに尽きます。
会社経営でもそうですが、これは言うのは易く、それを実行するのは難しい。落ち度があったらどうしようと考えてしまいます。切り抜ける方法はただ一つ、トップリーダーが起こり得るすべての事態に対して責任を負う覚悟を持つ、ということです。
でも今回、そのような覚悟は不用でした。
一期生12人は若・中・熟と世代も経験も異なりますが、バランスが取れていて、出会って3ヵ月の仲に見えないのです。チームワークよく、各自の役割を果たしてくれました。
司会を務めた女性も塾生です。一所懸命にやってくれ、その懸命さが会場に伝わりました。会の途中、フルートとハープのやわらかな二重奏が参会者の歓談を盛り上げてくれました。これも一期生たちの心にくい演出でした。

みなさんへのお礼のつもりが、主宰する塾の自画自賛になってしまいました。お許しください。
私は今年65歳になりました。少しばかり遅れた感じがしますが、夢を現実のものにするために新しい仕事を始めたのです。
会社経営を始めた37歳のとき、『売上100億円の企業に、そしてできれば上場したい』と思いました。残念ながら、私の器量でそれを実現させることはできませんでしたが、この間、私なりに掴んできたものがあります。
経営上の細かいノウハウ、時代の読み方、個々の対応方法からトップリーダーの在り方まで…。正直言って、自分自身が今なお“成長の途上”ですが、歳のせいでしょうか、自分が掴んできたものを伝えたくて仕方がないのです。
『“非常識”社長─』でもその一端を記しました。
さらに、そこから先があります。
経営者の人間力こそが最大の経営資源であり、成長していくためのカギであると思っています。逆に言えば、会社を運営していくすべての責任は社長が負わなければなりません。トップリーダーの責任は重い。そこを命がけで教えていきたい、と言うのが私の夢であります。
そのために選んだ方法が「山田経営維新塾」なのです。
橋下徹さんの「大阪維新の会」が有名になってしまい、「維新
の意味、すべてをあらためる、一新するという前向きの志向が、ややもすると別の意味に取られかねませんが、社長が変わり会社を変えるという強い意志を、「維新」という言葉にこめたつもりです。

私は65歳で自分の塾を開設しました。ミーツ出版株式会社の石川秀樹社長も62歳で創業です。石川さんとは不思議なご縁で、出会ってまだ7ヶ月の間柄ですが、相通じるものを強く感じています。反骨精神と言うのか、常識にとらわれないおおらかさと言うのか、この人といると「年齢の壁」というものを感じません。引き込まれるように「維新塾」のプレ講義である今度の本の出版をお願いした次第です。
彫刻家、平櫛田中(ひらぐし・でんちゅう)は「5060鼻たれ小僧、7080働き盛り、90でお迎えが来たら『100まで待て』と追い返せ」と言いました。さらに「男ざかりは100から100から」と豪語、100歳の誕生日を前に、30年分の彫刻材料を購入したと言います。107歳で生涯を閉じたこの田中翁に及びもつきませんが、塾生の中から上場企業の社長が誕生するまで、自分のエネルギーを注ぎたいと思っています。
出版記念のパーティーが盛況のうちに終了したことを感謝するとともに、これからの抱負を述べさせていただきました。



ありがとうございました。
すべてのことに感謝いたします。

2012年6月16日土曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL11,2012.6.16号

渋澤健さんからの手紙 

前回のメールで渋澤健さんの講義を振り返ってみました。 その渋澤さんから、先日、メールが届きました。 公益財団法人 日本国際交流センター(JCIS Japan Center for International Exchange)の理事長に就任した、というのです。 はじめ何気なく受け取ったのですが、「JCIS」をあらためて調べてみて、すごい団体だと知りました。

2012年6月13日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL10,2012.6.14号


わたしの2冊目の本
「“非常識”社長の『維新』を起こす経営」(ミーツ出版)
が、おかげさまで昨日の静岡新聞の読書欄『今週のベストセラー』
3週連続で1位
を獲得する事が出来ました。

皆さんの応援の賜物です。
そして沢山のメッセージありがとうございます。
皆様の感想や応援を大切に読ませて頂き、皆様のお言葉に改めて身が引き締まる思いです。
そして本当に「感謝」申し上げます。
ありがとうございました

2012年6月5日火曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL8,2012.6.5号 「なぜ今、渋沢栄一か」


山田経営維新塾3回目の講義にお招きしたのは

コモンズ投信株式会社の渋澤健さんでした。

明治時代、日本の資本主義がまだよちよち歩きの時代にその基礎を築いた渋沢栄一翁の玄孫(やしゃご)と言った方が分かりやすいかもしれません。
維新塾の塾生は、もちろん「渋沢栄一とは何か」を予習してきていますよね?

渋澤さんは投資信託を運用していますから、バリバリ現役のビジネスマンです。 “生き馬の目を抜く”と言われる世界、株や債券、為替は国際化していますから24時間市場が眠るときはありません。厳しいマネーの世界を生きています。でもどうでしょう、そんなピリピリした感じがしたでしょうか。急ぎ足で塾生たちに伝えたかったのは、「マネーに生きるとは何か」ではなく、「現代に生きる渋沢栄一」でありました。


2012年5月28日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL7,2012.5.28号


わたしの2冊目の本

「“非常識”社長の『維新』を起こす経営」(ミーツ出版)

が、おかげさまで昨日の静岡新聞の読書欄『今週のベストセラー』

ランキング初登場で1位

を獲得する事が出来ました。

これも単に皆さんの応援してくれたおかげです。ありがとうございました。




2012年5月22日火曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL6,2012.5.22号


大混戦となった大相撲夏場所は千秋楽の20日、旭天鵬関(友綱部屋)が初優勝を飾りました。「信じられないし、(賜杯は)重たかった。色々な人に支えられた結果。優勝した瞬間は真っ白になった」。と謙虚に語る姿はとても印象的でした。

大相撲界で躍進するモンゴル人力士に道を開いた先駆者は、史上最年長となる37歳8か月での初優勝に、何度も涙をぬぐう旭天鵬関に感動し、また、旭天鵬関が「日本のパパ」と慕う、大島親方(元大関旭国)として指導した元師匠の太田武雄さん(65)に、とにかくお祝いをお伝えしたいと思い、またこの事を皆さんにもお伝えしたくメールマガジンとしてお送りさせて頂きました。

1992年に元小結旭鷲山らとともに来日し、モンゴル人初の力士に。稽古の厳しさに耐えきれず、モンゴル大使館に逃げ込んだこともあるそうですが、長年の努力の甲斐もあって、この様な結果を残されたのだと思います。


大島親方と私は、長きに渡り、交流のある角界の親方であり、私にとっては、同じ年齢ではありますが、よき師匠でありました。


2012年5月17日木曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL5,2012.5.17号


人づくり 夢づくり ファンづくり

 わたしの2冊目の本が間もなく書店の店頭に並びます。

「23年連続増収増益 “非常識”社長の『維新』を起こす経営」(ミーツ出版)

「維新」は惟(これ)新たなりという意味。すべてを根本から変えようという強い意志です。この文字をこの本のキーワードになります。

実は、もう一つのタイトルがわたしの中にはありました。
「人づくり 夢づくり ファンづくり」
本書の狙いは、強い中小企業をつくること、苦境に負けない圧倒的な業績を上げる企業を育てることにあります。強い企業は、すべての中小企業経営者の願いだと思います。しかしそんな企業は滅多にない。
ではどんな企業なら「強い企業」になれるのでしょうか。

2012年5月14日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」Vol.4 2012.5.14号


第2回山田経営維新塾、午後最初の講義にお招きしたのは有限会社岡むら浪漫の社長、岡村佳明さんです。facebookでユニークな書き手として多くのファンをもつ人でもあります。
きれいな茶髪にネックレス、その上にストールを巻いて登場です。
おしゃれが洗練されていて、わたしなどとうてい真似ができません。

今回のタイトルは「成幸の法則」です。

「山田経営維新塾メールマガジン」Vol.3 2012.5.3号


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一般社団法人「山田経営維新塾」
HP : http://www.yamadajuku.jp/

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塾生である石川秀樹さんの「経営維新塾」との出会い、



「山田経営維新塾」を受講した。

毎月第2金曜日、市内のホテルにカンヅメになって講義を受ける。

年12回。その最初の講義に遅刻する人がいた(無論、やむを得ない事情があったのだが)。

塾長の山田壽雄さんは第1回、はじめの始めの講義だからピリピリしている。


「山田経営維新塾メールマガジン」Vol.2 2012.5.1号


第1回山田経営維新塾、午後最初の講義には七福醸造株式会社の犬塚敦統(あつのり)会長をお招きしました。昭和16年生まれですから、わたしより5才年上、今年70歳を迎えられるはず。しかし1時間半の講義中、ただの1度も座らずに熱弁を奮われました。

 冒頭のミートロ―フの話にはドギモを抜かれました。「子どもたちに美しい地球を残すことを1番の使命」と明言している人ですから、大人たちのカネの亡者ぶりを腹に据えかねていたのでしょう。

「山田経営維新塾メールマガジン」Vol.1 感謝の手紙




「感謝の手紙」


「山田経営維新塾」第1回の講義を4月13日、静岡市内のホテルで開きました。テーマは「感謝」です。


「『維新塾』と言いながら、また古臭いお題目を」と思われたでしょうか。
「経営の根幹は感謝の心だ?そんなこと、言われなくても知っているよ」と思った人もいるでしょう。