2012年10月29日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL23,2012.10.29号

今回のメールマガジンは、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動を皆さんにもお伝えします。

まず第一回目は鈴木弘朗さんの感想文です。


100キロウォークを終えて 感想 鈴木弘朗

2日経った今も、経験したことのない痛みが全身を包み込んでいる。
100キロの凄まじさと、歩き切った実感を自分に伝えてくれる。
歩 く前の自分には目標が二つあった。一つは完歩、そしてもう一つは、「二代目は根性が無い」と言われないように、強い精神力を身につける事だった。歩く前 に、山田先生から、「これは真の経営者になる為の最初の登竜門だ。絶対に完歩しなさい」とおっしゃって頂いた。今、自分達は新しい分野への仕事に挑戦しよ うとしている。100キロ位、乗り越えられなければ、これからの様々な困難に立ち向かっていけないと思い、全く練習していない身体的には不安でたまらな かったが、強い気持ちだけは持って臨んだ。

スタート前、みんなのやる気に満ちた醸成された空気、チームで掛け声をかけ望んでいる人達、イキイキと対応してくれるボランティアの人達、素晴らしいものを感じ、最初からこのイベントの創り出す魅力に引きこまれていった。
そ して、スタートして間もなく、気づいたのは、色々な人が参加しているんだという事。足に障害を持ちながらも、松葉杖でひたむきに歩く人。片手の無い人もい た。70キロ手前で出逢ったお年寄りは、ご年齢を尋ねると、セブンティエイト!と元気に答えてくれた。初参加したのは67歳で、今回10回目の参加との 事。みんな凄い。五体満足で参加している自分が、痛い、痒いと言ってはいけないと思った。みんなそうやって、100キロ先のゴールに向かい、ただ直向きに 前を向いて歩いていく。まさにここは自分との戦い、限界への挑戦の場だ。沿道で心からのエールを送ってくれた人もいた。行きの35キロ位?カレー屋さんの スタッフが総出で「100キロウォーク、心から応援してます!」というプラカードを掲げ、一人一人に声をかけ�
��いた。なんて素晴らしい人達なんだと思った。なんとこのカレー屋さんは、Uターン後の80キロ地点でもいた!女性の店長らしき人だろうか?一人で立ち 「感動をありがとう」というプラカードを掲げながら、一人一人に声をかけて拍手してくれた。そんな人の心の温かさが本当に胸に沁みてきて、歩きながら、何 度も涙した。

71キロ地点での妻と岡田さんのリタイヤは、悔しくてたまらなかった。岡田さんは前々日から私達夫婦に買い物も、音楽のダウ ンロードも快く付き合ってくれた。前半のレースもずっと引っ張ってくれた。しかし、62〜71キロで、痛みと睡魔が限界だと苦しそうに歩くようになってい た。自分が岡田さんにしてもらったことを思い返し、今自分に出来る事は、励まして声を掛け合いながら進む事だと思って、ありったけの奮起する言葉を選んで 話をしながら前に進んだ。そして、71キロ地点3:30迄というタイムリミットを、自分は3:27。岡田さんは3:29で走り抜けた。岡田さんは痛くても リタイヤしても、最後まで笑顔を絶やさず清々しかった。こういう所は自分にない岡田さんの素晴らしさだ。岡田さんには「有難う」と心から思っている�
��、真の友情が芽生えた瞬間でもあった。妻には、正直、なんて声をかけてあげてよいか言葉が見つからなかった。ただ自分は歩かなければならない、とだけ言ったと思う。とにかく妻の分まで頑張るしかないとまたそこで自分を奮い立たせた。

し かし夜も更けてくると、流石に、神通力も途絶え途絶えになり、意識が遠のいてくる。夜明け前の4:30位だろうか、千鳥足で歩く私の側を力強いストローク で抜き去ろうとする人がいた。「さあもう少し頑張ろう!」と声を掛けてくれた。振り返ると、ゼッケン一番、犬束会長だ。もう68歳になるというのに、今回 も参加していたんだ!急いで声を掛けた。「練習はしたのか?」「恥ずかしながら、ぶっつけ本番で臨ませて頂いています。」すると笑って、「その方がいいん だよ。本当の苦しみ、地獄を体験出来るから。」とおっしゃった。そして、その後の言葉が今でも鮮明に残っている。「そうやってトップ自ら苦難に立ち向かっ ていく姿勢が大切な事で、本当の辛さを経験した人だけが、真の優しさを身につける事ができるんだ
よ」とご教示頂いた。有難い訓示を受け、又、涙が流れ落ちた。

今、 終わって振り返ってみると、何度も極限状況を体感し、今まで生きてきた自分がなんて薄っぺらい人間だっのか、今までの生き方を見直すきっかけになった事が 一番大きかったと思う。そして、今回の完歩は決して自分一人の力で成し遂げられたものでは無いんだという事を本当に浴びる位に今、感じている。見守ってく れた妻、家族、塾の仲間がいて、後押ししてくれる人達の存在があって、その大事なものを守る為に頑張れたし、頑張らなければならない使命感がずっとあっ た。特に最後の30キロは、もう気持ちだけだった。人生に於いてこんな素晴らしい経験をさせて頂いた事は無い。本当に参加させてもらって有難い気持ちで一 杯です。100キロウォークは、私に「沢山の気づきを与えてくれる場所」でした。共に闘った素�
��しい仲間、5レンジャー本当にありがとう!


山田 壽雄 弘朗君、最高の感想文です。感動しました。
この100キロウォークで本当に多くを学ぶことが出来ましたね。
人として、経営者としての財産を得ることが出来た思います。
「やったことしか結果は残らない」
益々の活躍に大きな期待をしています。お疲れ様でした。


鈴 木 弘朗 山田先生、コメント有難うございます。激励のお言葉の一つ一つに重みがあり、大変嬉しかったです。私の仕事での目標は、100キロウォークで例えると、ま だ5キロ地点くらいです。目標に向って100キロ同様、長い道のりですが、この経験を活かし今後も着実に歩んで参ります!

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
★「非常識社長の維新を起こす経営」★

アマゾンにてご予約可能
お近くの書店でもお買い求め頂けます。
http://www.amazon.co.jp/%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E8%AD%98%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AE%E7%B6%AD%E6%96%B0%E3%82%92%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%99%E7%B5%8C%E5%96%B6-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%A3%BD%E9%9B%84/dp/4896102347/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1336989767&sr=8-1
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
一般社団法人「山田経営維新塾」
HP : http://www.yamadajuku.jp/Blog : http://yamada-hisao.seesaa.net/
山田経営維新塾メールマガジンバックナンバー
http://yamadajuku.blogspot.jp/
アメーバブログ
http://ameblo.jp/yamadajuku/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
社団法人「山田経営維新塾」
事務所住所
〒420-0034 静岡市葵区常盤町一丁目
8番地の6アイワビル7F
事務局(担当:岡田)yamadajuku@live.jp
塾長:master@yamadajuku.jp
電 話    054-653-3607
ホームページ http://www.yamadajuku.jp/
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

2012年10月22日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL22,2012.10.22号

時には息抜きも大切




最近私は、塾の皆さんと親睦を深めています。
9月15日には梅が島の別荘をお借りして、バーベキューをやりました。
17、18日には上高地に1泊2日の小旅行。
10日10日には長野県駒ケ根市の千畳敷カールに行ってきました。

なんだ、遊んでばかりじゃないか。そんなことで圧倒的な業績を上げるなんてこと、できっこない-という声が聞こえてきそうですね。
反論はしません。
でも、とても楽しかったですよ。塾の皆さんの、ふだん見せない姿をたくさん見させてもらい、旅行の楽しさとは別に大いに得させてもらったと感じました。

倉嶋さんは、塾では頼りなげに見えるときもありますが、家族の前ではなかなかどうして、立派な大黒柱でした。
海野さんは公私にわたってよく気のつく人ですが、家族の前ではいっそう燃える男でした。
大石さんはお茶ばかりと思っていましたが、ロックに明るく、車については止まることのないほど雄弁でした。
石川さんは難しい人かと思いきや、行く先々でソフトクリームを食べる無邪気な甘党でした。
そして岡田さんです。事務局だから当たり前かもしれませんが、3回の企画にすべて参加し、用意周到に準備を整え、遠出では運転手を1人で務めてくれました。
遠い距離をものともせずわざわざ下見に出掛けたり、私や石川さんたちのために冬装備から各種薬まで用意し、万が一の時には自分で背負って下山する覚悟までもっているのでした。

思い切り楽しいことをやっているときや、旅に出ると、人は思わずいつもは隠れているその人となりを見せてくれます。
それは酒を酌み交わすことで出てくる別の人格とも、少し違います。
私は経営維新塾でたびたび、同志として胸襟(きょうきん)を開いてつきあおうと言ってきました。
人や会社を動かすのに大切なのは、知識や経験ばかりではない、何よりも必要なのはコミュニケーション能力だよ、とも説いてきたのです。
頭で理解しているだけでは、相手を知ったことにはなりません。
ホテルに缶詰めになっての研修だけでは、自分をさらけ出すことなどできません。
コミュニケーションは人対人。
人柄、人となりがぶつかりあって、火花が散って、感情が動いて本当の交流が始まります。

正直に言えば、8時間の塾のカリキュラムの中で人間関係の構築までをやるのは難しいと思っています。
まだこの塾は、一丸になっているとは言えません。
欲をかいても仕方がないので、まだ抑えています。
だから、バーベキューや小旅行も私の思いつきにすぎません。
また日曜祭日は家族や友達と過ごしたいでしょうし、平日は会社があって参加できないのが普通です。だから無理強いはしません。

この塾はすばらしい塾だと自負しています。
それは皆さんの人柄がすばらしいからです。
ここにいる私を含めた14人が協力し合える関係を築けたら、どれほどすごいことになるかと考えると、ワクワクしてきます。
たかが親睦の旅行でそれができるとは思いませんが、1歩1歩です。
オンとオフを上手に切り替えながら、塾を有意義なものにしていきましょう。

静岡市内から車で1時間の梅が島の空気は、下界とは違っていました。
上高地では帝国ホテルで高いオムライスを食べたかと思えば、帰り道では野生のサルに出会いました。
新穂高ロープウェイに乗って西穂高駅に降り立てば、360度の北アルプスのパノラマが広がっていました。
標高差950mを一気にロープウェイで上った千畳敷カール標高2612mでは、100%ガスった山腹がほんの30分だけ私たちに打ち解け、鮮やかな青空と紅黄に染まった山肌を見せるという奇跡にも出会いました。

今度は皆さんとご一緒に!
山田経営維新塾 塾長:山田壽雄-新穂高ロープウェイ駅より

2012年10月17日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL21,2012.10.17号


小言から始まる維新塾では情けない
このメールでも私は皆さんに厳しいことばかりを言っていますね。
少し、反省しています。
少しですよ、全面的に反省しているわけではない。
少し反省している理由は、塾が私が思っている方向になかなか進んでいかないからです。いかない理由は、たぶん私の非力にあるのでしょう。そこが反省点です。
締めつけるばかりが能ではない。
そうですよね。皆さんはよいところをたくさん持っている。
育ちの良さ、人に対するやさしさなどは、私が到底持ちえない美質です。