2012年10月22日月曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL22,2012.10.22号

時には息抜きも大切




最近私は、塾の皆さんと親睦を深めています。
9月15日には梅が島の別荘をお借りして、バーベキューをやりました。
17、18日には上高地に1泊2日の小旅行。
10日10日には長野県駒ケ根市の千畳敷カールに行ってきました。

なんだ、遊んでばかりじゃないか。そんなことで圧倒的な業績を上げるなんてこと、できっこない-という声が聞こえてきそうですね。
反論はしません。
でも、とても楽しかったですよ。塾の皆さんの、ふだん見せない姿をたくさん見させてもらい、旅行の楽しさとは別に大いに得させてもらったと感じました。

倉嶋さんは、塾では頼りなげに見えるときもありますが、家族の前ではなかなかどうして、立派な大黒柱でした。
海野さんは公私にわたってよく気のつく人ですが、家族の前ではいっそう燃える男でした。
大石さんはお茶ばかりと思っていましたが、ロックに明るく、車については止まることのないほど雄弁でした。
石川さんは難しい人かと思いきや、行く先々でソフトクリームを食べる無邪気な甘党でした。
そして岡田さんです。事務局だから当たり前かもしれませんが、3回の企画にすべて参加し、用意周到に準備を整え、遠出では運転手を1人で務めてくれました。
遠い距離をものともせずわざわざ下見に出掛けたり、私や石川さんたちのために冬装備から各種薬まで用意し、万が一の時には自分で背負って下山する覚悟までもっているのでした。

思い切り楽しいことをやっているときや、旅に出ると、人は思わずいつもは隠れているその人となりを見せてくれます。
それは酒を酌み交わすことで出てくる別の人格とも、少し違います。
私は経営維新塾でたびたび、同志として胸襟(きょうきん)を開いてつきあおうと言ってきました。
人や会社を動かすのに大切なのは、知識や経験ばかりではない、何よりも必要なのはコミュニケーション能力だよ、とも説いてきたのです。
頭で理解しているだけでは、相手を知ったことにはなりません。
ホテルに缶詰めになっての研修だけでは、自分をさらけ出すことなどできません。
コミュニケーションは人対人。
人柄、人となりがぶつかりあって、火花が散って、感情が動いて本当の交流が始まります。

正直に言えば、8時間の塾のカリキュラムの中で人間関係の構築までをやるのは難しいと思っています。
まだこの塾は、一丸になっているとは言えません。
欲をかいても仕方がないので、まだ抑えています。
だから、バーベキューや小旅行も私の思いつきにすぎません。
また日曜祭日は家族や友達と過ごしたいでしょうし、平日は会社があって参加できないのが普通です。だから無理強いはしません。

この塾はすばらしい塾だと自負しています。
それは皆さんの人柄がすばらしいからです。
ここにいる私を含めた14人が協力し合える関係を築けたら、どれほどすごいことになるかと考えると、ワクワクしてきます。
たかが親睦の旅行でそれができるとは思いませんが、1歩1歩です。
オンとオフを上手に切り替えながら、塾を有意義なものにしていきましょう。

静岡市内から車で1時間の梅が島の空気は、下界とは違っていました。
上高地では帝国ホテルで高いオムライスを食べたかと思えば、帰り道では野生のサルに出会いました。
新穂高ロープウェイに乗って西穂高駅に降り立てば、360度の北アルプスのパノラマが広がっていました。
標高差950mを一気にロープウェイで上った千畳敷カール標高2612mでは、100%ガスった山腹がほんの30分だけ私たちに打ち解け、鮮やかな青空と紅黄に染まった山肌を見せるという奇跡にも出会いました。

今度は皆さんとご一緒に!
山田経営維新塾 塾長:山田壽雄-新穂高ロープウェイ駅より

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