2012年11月6日火曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL25,2012.11.06号

今回も、前回に引き続き、山田経営維新塾の塾生達5名が参加した100kmウォーク、チャリティイベントの感動をお届けします。


第3回目は大石浩和さんの感想文です。


三河湾100km歩け歩け大会 感想 大石浩和

高校のときの担任が言った「私は受験勉強で一週間徹夜した。気が付いたら病院のベッドの上だった。それが私の限界だった。みんなも一度、自分の限界に挑戦してみたらいい」
僕は自分が完歩できるとは思っていなかった。「参加することに意義があり、自分の限界に挑戦できたらいいな。たぶん完歩はできないだろうな」くらいに考えていた。夜、一人になると頭に浮かぶのは子供たちのことばかり。「パパがんばって」幻聴まで聞こえそうなくらいだった。涙が出てきた。「子供たちのために歩くんだ」「完歩して子供たちが自慢できるパパになって見せるんだ」そのことばかり考えていた。途中からペースを落とした三浦君に合わせると足が痛かった。「カルネアデスの板」を思い出し三浦君を置いて行った。三浦君には悪いが自分だけは完歩するんだと言い聞かせた。三浦君に合わせれば僕は痛みでリタイアしていたと思う。夜が明けてきた。僕は他の人に声をかけまくった。「おはようございます」「もう少しです、がんばりましょう」「足は痛いけどまだくっついてますよ、まだまだ動きますよ、がんばりましょう」声をかけているのだけど本当は自分に言い聞かせている。最後の10km位は意地と根性だけだったと思う。ひたすら歯を食いしばって、痛みをこらえて前進した。自分の意志でリタイアはしたくなかった。自分の限界に挑戦しているんだ。僕がリタイアするときは自分の意志で足が動かなくなった時だと決めつけた。最後まで僕の足は動いてくれた。ゴールで岡田さんと純子さんの顔を見たときに、また涙が出てきた。お風呂に入り自分の足を見た。僕はほとんど練習してない。靴も当日初めてはいた。休憩の時も足のケアなんてまったくしなかった。後半はほとんど座らずに、休憩も短時間だった。すごい無茶をしていた。それでも僕の両足は最後まで動き続けてくれた。一番泣けてきた。


山田壽雄コメント
素晴らしい投稿感動しました。100キロウオォーク3日前まで秋冬番の徹夜に近い製茶作業で正直今回は君の100キロ完歩は物理的に無理ではないかと思ってました。しかし、挑戦する、ここが浩和君らしさで素晴らしいとこですね。完歩本当におめでとう。最後まで動き続けてくれた自分の足に感謝し泣けてしまいました。私も泣けました。こんなに頑強な男に育ててくださったご両親に感謝し親孝行をしっかりしなさいよ。「やったことしか結果は残らない」お疲れ様でした。

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