2013年8月30日金曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL40,2013.8.30号

FM島田「まちの元気人」ラジオ出演致しました。
youtubeにアップしましたので、ご覧頂けましたら幸いです
また再放送も8月31日(土)午後12:30〜もありますので、よろしくお願いします。

http://www.youtube.com/watch?v=SOHvv9N6LN8&feature=youtu.be

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2013年7月19日金曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL38,2013.7.19号

社員を叱らない、注意出来ない社長



社長の仕事は、まず社員を叱ることである。と言えば驚かれる人が多いと思います。
中小企業という会社組織は、社長の方針に従い、全社一丸となって活動すことで売上を上げ、利益を上げていく仕組みになっているのです。ですから社長は会社の方針や経営理念に反した社員を叱り、注意して社員を育成、指導していく責任を負っているのです。



だから私は、社員を叱りつけていました。



ところが、社員に落ち度があっても叱ることができない社長がいる。
自分の息子、娘であたっらどうしますか?社員さんを本当の息子、娘と同じように本物の愛情があれば本気で叱れるのではないでしょうか。



社員を育成、指導するには愛情無くしては出来ません。
自分に自信がないからです。自分のスタンスを明確にし、それを社員に示す自信がないのです。



 「会社の価値観はこうなんだ、自分の価値観はこうなんだ、君はそれに反したから私は叱るんだ」と言い切る自信がある社長が少ないのです。



自分のスタンスを持たない人間が、いい仕事などできるわけがない。社長になったこと自体、間違っているといってもいいのではないでしょうか。


ただ、社員を叱る時は「叱る基準」を明確にし、日頃の言動でそれを社員に示しておく必要があります。 「叱る基準」が曖昧で、同じ失敗でありながら、この間は何もなく、今回は急に怒り出したというのでは全く困るものです。


社員が、叱られた理由を、社長の虫の居所のせいにしてしまっては駄目で。これでは叱る意味がない。さらに大事なのは、 「叱り方」である。これを間違えると、後に恨みが残るだけです。逆恨みであっても、人から恨みを買うのは、あまり良いことではありません。場合によっては、大きなマイナスであります。



では、どう叱るか。王道を説くのです。 「なぜ叱られるのか」ということについて、きちんと説明することです。他に方法はありません。失敗した社員でも言い分はあるので、これをしっかり解決しておかなければ、逆恨みを残すことになるわけです。

 人を叱るというのは、大変なエネルギーがいるものなのです。私のような人間でも、叱る前日から私が怒っていることを君に理解させるには、どういう手順で話したら良いのであろうか」と考える。

そして叱った後では、ちょっと言い過ぎたかな。私の言った意味がわかったのだろうか」と考える。本当に大変なのです。



だから私はある時、こう言って叱ったことがあります。 「君を5分叱ることで、君は私を2時間も3時間も占有したんですよ。わかりますか。私がもう何も言わないようになったら終りですよ。

私が叱っているのは、君に大きな期待をしているからなのですよ」
叱るというのは、それほど難しく、エネルギーを費やすものなのです。

しかも、決して気持ちの良いものではありません。だから、社長としての力量が問われるのであります。




愛情を持って叱る。これが基本です。



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2013年7月10日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL37,2013.7.10号

犬塚会長の一瞬の陰りに学ぶ

前回のメールで私は「腑(ふ)に落ちる」という話をしました。
絶対に社員に丸投げしていけないのは「経営方針」。
経営方針は経営者の創業の魂ですよ。
それが社員1人ひとりの腑に落ちている会社が強い会社なのだ、と。

625日に1期生、2期生合同で犬塚敦統会長の七福醸造さんの工場見学を行いました。
参加した方は、それぞれの「思い」を抱いたようですね。
社員さんたちのあいさつには驚いたでしょう。
きょうびは金融機関などでも「ありがとうございました」と(店によっては)いってくれるようになりましたが、七福さんのあいさつは違います。
仕事を止めて、こちらにまっすぐ向いて、をピンと伸ばして大きな声ではっきりといいます。
「こんにちは」「ありがとうございます」と。

みなさんの感想が私には今一つしっくり来なかったことは、塾で説明しました。
感心しているだけで『何が何でも実践してやる、味とこころさんを負かすんだ』と決意した人は1人もいませんでした。
犬塚さんはその師、一倉定先生(故人)の話を聴いて、一から十までその通りに実践した人です。
これはある意味で“異常者”です。
グル”と信者みたいな関係にならないと、頭から信じ込むなどということはできないんです。

私は凡人なので、トイレの隅に爪を立てて完ぺきにきれいにするところまではできませんでした。
「考えるのは行動のブレーキだ」と犬塚さんはいっていましたが、
私はやはり考えてしまった。
だから年商100億を達成できなかった。
トイレ掃除は自分磨きだと頭で理解して、腑に落としていなかったということです。

でも先日の七福醸造には変化のきざしがありました。
機械設備は確かにピカピカ、
案内してくれた鈴木青年は本当に立派な社員さんです。
犬塚さんが後から語った言葉がいくつも鈴木さんの説明の中で出てきました。
会長の思いは、鈴木さんには届いていた。
しかし機械はピカピカ以上のものではなかった。
キラキラと輝いてはいなかったでしょう?
以前はそうではなかったんです。

この違いはなんでしょう。
犬塚会長自身が講演のとき、説明していましたね。
社長を息子さんに譲った。
東北の大震災のあの日、2011311日の直後、41日付で犬塚元裕社長が就任しました。
目の前で会長さんのやり方を見てきた人。
でも、改革初代と2代目は違うんでしょうね。

これはどんな事業やプロジェクト、会社でも同じです。
初代の実績はたいていは“完ぺきには”受け継がれない。
見よう見まねと「魂を込めて」の違いです。
どこかに『俺は違うんだ』が出てきてしまう。

犬塚会長はかすかな予兆を感じ取っているようでした。
私たちは、あれほど徹底して環境整備をやった会社でも意識の一角が崩れるだけで大きな何かが失われていくことを感じ取らなければなりません。
私たちはまだ何も、腑に落とすまでのことをやっていない。
出発さえしていないのです。

いささか犬塚会長のことを想像して書いてしまいました。
もしかしたらたまたま体調が悪く、少し悲観的になっていただけかもしれません。
環境整備だけでなく、小さな企業の生き残り戦略として[本物しか造らない]といったことも学ばなければなりません。
それは、世界中の(次世代)子供たちの健康を守る、という企業理念とまっすぐに合致した選択でもあります。
もっともっと真剣に学びましょう。



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2013年6月19日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL36,2013.6.19号

腑(ふ)に落ちる、ということ

前回のメール『まぶしい1期生を追う2期生』で私はこんなことを伝えました。

熱くならなければだめなのです。

経営、わけても地方の、小さな、弱い会社にとって経営はつらく重い、苦しいことの連続です。

心を燃やし続けていなければやれるものではありません。


覚えていましたか?

2期生のスタートに際して1期生たちが電報を寄せてくれました。

その中に、

「『鉄は熱いうちに打て』と言いますが、皆さん、熱くなっていますか?」

という言葉がありました。
「熱くならなければ、たたいても形にすることはできない」

素晴らしい言葉だと思い、それを受けて書いたのでした。

しかし1期生3回目の講義では、1期生たちを冒頭から叱らなければなりませんでした。

あらためてここに書かない方がいいのかもしれません。

でも、2期生にもわかってもらいたい、だから続けます。

いいですか、課題を提出する、期日ギリギリではなく追い込まれる前にやり終える、

物事は「前半主義」で片付けるのだ―これは何回も言ってきたことです。

それができない。

どうしたことでしょう、2期生諸君。

講義が2巡目になってから、急に緩んでしまったね。

これはある程度、予測できたことでした。

サッカーでハーフタイムになって、後半ガタガタになってしまう。

よくあるパターンです。

人間は緊張を持続できない、ということなのかもしれません。

しかし君たちは何を成し遂げたのですか?

経営者であることの基本のキ、「人間力」の大切さがようやく
おぼろげにわかってきたかな、という段階でしょう?

だからこそ、こういう事態を引き起こしてしまうのですよ。

「経営者」はお山の大将ですよ。

社長に面と向かって辛いことをいう社員はいない。

大企業にあなたがいたらどうですか?

期日までにやらなければならない仕事がある。

期日に間に合わない、納期の遅れを出した。

責任を取らされませんか?

「君は忙しかったからな、仕方がない」笑って許して会社ならつぶれますよ。

それをやってしまったら、2度とチャンスをくれない。

それが普通です。

「仕事ならそうだ。でも塾の課題は仕事じゃない」という声が聞こえてきそう。

やらない人に限ってそういうへ理屈をいいます。

「人間力」で何を学んだのでしょう。

仕事ですよ。

社員の幸せをリーダーである社長の力量が握っているのだとすれば、ある意味あの課題は、仕事以上に重要なものだといってもいい。

お説教で終わっては、得るものはひとつもない。

だから“ひとつの答え”を教えてあげましょう。

締め切りを決めるんですよ!

人は誰だって忙しい。

経営者や幹部社員で、暇な人はいません。

やらなければならないことが次から次に起きてくる。

それでも「何日までにやる」と決めるんです。

決めても「何日までに」では決して人はやらない。

だからその前の「この日にやる」と決めるんです。

決めると、不測の事態は必ず起きてくる。

それも想定内に入れて期日を決める、ということです。

決めれば、他の仕事の優先順位を決めざるを得なくなる。

「逆算」です。

これをこの日に上げなければならないのだから、これは何日にはできていなければならない。

事業は逆算の積み重ねです。



期日を守らなければならないとすれば、千手観音でないあなたは『この仕事はこの人に任せよう』ということを思いつくかもしれない。

そのためには、その仕事をこなせるくらいに力をつけていなければならない。

だから人材育成が必要だということに気づく。

しかし塾の課題を人にやらせてはだめですよ。

お気づきだと思いますが、課題はすべて「会社をどうするか」にかかわっている。

つまり、経営方針です。

経営方針を丸投げする中小企業経営者には絶対になってはいけません。

社の基本理念があり、それが社員1人ひとりの腑に落ちている会社が強い会社です。

あなたへの課題は、すべてその重要さを腑に落としてもらいたいためにやっているんですよ。



「やらされている」という感覚がもとあるとすれば、あなたの人間力はまだまだということ。

肝に銘じていてください。




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2013年4月26日金曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL35,2013.4.26号


まぶしい1期生を追う2期生


山田経営維新塾、2年目がスタートしました。
417日(水)には第2期生の講義を行いました。
いつもは午後一番の時間帯は外部講師をお呼びするのですが、今回は1期生有志に話してもらいました。
申し遅れましたが、1期生からは塾の冒頭、2期生を励ます電報をちょうだいしました。
心に残る文面です。
あらためて全文を披露しましょう。
山田経営維新塾第2期生のみなさん、
入塾おめでとうございます。
鉄は熱いうちに打てと言いますが、皆さん熱くなっていますか?
熱くならなければ、たたいてもすることはできません。
山田塾長は、たたくだけでなく、皆さんを熱くする先生です。
熱くなることをじることはありません。
共に学び共に進化し維新を起こしましょう。
志をもった同志として、さんを心から歓迎いたします。
          山田経営維新塾第1期生一同
維新塾では昨年、経営者には「言葉」というものが非常に大切である、
なぜなら、経営者が思いを伝え、社員さんやお客様や世間を動かすのだ、
それは説得である、そして説得には「言葉」が最も重要な武器である。
このようなことを繰り返し語ってきました。

なんと心のこもった電報だったでしょう。
儀礼的な通り一遍の言葉ではなく、1年を通じて学んだことを的確に言葉にしています。
熱くならなければだめなのです。
経営、わけても地方の、小さな、弱い会社にとって経営はつらく重い、苦しいことの連続です。
心を燃やし続けていなければやれるものではありません。
たたくだけでなく、皆さんを熱くする先生
そのように見ていてくれた1期生に、私は強い共感と感謝の念を抱きました。
一緒になって熱くなろう、やり遂げよう、と1年間「火付け役」を意識してやってきたからです。

1期生3人のスピーチは実に立派でした。
石川秀樹さんは「電子書籍のプラットフォーム創り」にかける思いを語りました。
「自分の電本を100円で100万部売りたい」
「ミッションは日本のメディア・リテラシーを高めること」
堂々たる直球でした。
2番目に話した鈴木弘朗さんは、サビないネジ「ロングッド」売り込みのため全国を駆け、今まで接したことのない通産省との折衝まで話してくれました。
1年前には想像をしていなかった舞台」で主人公になっているのです。
海野哲矢さんは飾らず、自分のリーダー経験を語りました。
うまくいかなかった部分まで正直に……、それは後輩たちへの思いだったのでしょう。

失礼ないい方になりますが『成長しているな』と感じました。
いやっ、1年前とこんなに違うとあらためて驚いたのです。
自分の指導がよろしかったといっているのではありません。
熱く燃えるものがあったからこそ、
自ら変わっていこうという強い意欲があったからこそ、鍛錬になったのです。
『鍛』という字には『千』という意味があり、『錬』という字には『万』という意味がある-ということは昨年お話ししました。
受け取る側に「変わりたい」「成長したい」「成し遂げたい」という思いがなければ、言葉は上すべるだけです。
1期生はきちんと受け止めてくれたのだな。
私の大きな喜びです。

1期生は1歩先に行っています。
2期生は追いかけられるでしょうか。
2年目、指導者の私も1年目よりは2年目、1年学んだ分だけ成長しましたからもっと2期生をうまく導くことをするでしょう。
1期生と2期生が切磋琢磨できる状況をつくりたいと思っています。

1年間、がんばりましょう。



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2013年2月17日日曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL34,2013.2.18号

息抜きの中で学んだこと


雪の白川郷( 岐阜県大野郡白川村)に行ってきました。
岐阜県といっても、ひと山越えれば日本海が見えるかというくらい静岡からは遠い雪国です。太平洋岸は快晴。にもかかわらず東海北陸自動車道の高山を越えたあたりから、雪が舞い、渋滞が始まりました。21011日の連休を、塾生とその家族たちと小旅行に出かけたのでした。

日常を離れ、異空間で接するといろいろな発見があります。
ホテルでの受講風景からは見えない人柄がにじみでてくるのです。
91718日には上高地に12日の小旅行。
1010日には長野県駒ケ根市の千畳敷カールにも行ってきました。
これで3回目の“旅”です。
今回はバスをチャーターしたので、ご家族の参加も募りました。
子どもたちが加わったことで、塾生のやわらかな笑顔を見られたのが私にはなによりでした。

先日は、学ぶのはいいが、行動に移さなければ意味がないのだ、と少し厳しいことをいいました。それは確かにその通りで、覚悟を決めてやってもらわなければ困ります。
しかし一方、まなじりを決して挑むように事業に打ち込むとなると、自分への鞭(ムチ)の入れ方が難しいです。成果を急ぎ、鞭を振るい続け、拍車を掛けてばかりでは馬が参ってしまいます。馬は自分であり、社員さんであり、自分を見守り続ける家族でもあります。

前回の小旅行の報告で私は「オンとオフを上手に切り換えてやっていこう」といいました。
謙虚で素直に、おかげさま、感謝の心でと常々いっていますが、それはコミュニケーションのことです。大人になると、これに欲が入るから難しくなるのです。
誰しも『うまくやりたい』と思う。
失敗した営業を思い出してください。『今度こそ』とか『同失敗はできない』『なめられてたまるか』『ここは筋を通す』『でもこの仕事、どうしても落としたい』『すごい会社と思われたい』……さまざまな欲が入って、謙虚で素直がいつの間にか「卑屈で理屈っぽく」言い訳をするようになるのです。
大人は辛い。いろいろなものを抱えているからなおさらです。
今回は小学生のお子さんたちが2組参加してくれました。
はじめのうちこそ大人しかったのが、途中からはすっかり打ち解け、兄弟姉妹のようになっていました。なにげなく見ていると、時と場合によって、リーダーが代わっています。役割が自在に変わっていくのです。まるで生き物のように、柔軟に“権力”が代わっていくのでした。一番小さな子が、お姉さんたちをリードしているような時さえありました。もちろんそれは、年長の子が合わせているのですが。
ほとんど初めてといってよい、本格的な雪遊びに子どもたちは熱中しました。
そこに大人が入り、一緒に遊ぶ(遊んでもらう)光景も見られました。何たるサービス精神。それは大人の気配りだけではなく、子どもたちは子どもたちなりに夢中でありつつ、仲間となった“大人”に気を配っているのでした。

最後は子どもたちが“胸襟を開き”大人たちのサロンにやってきて、話をしてくれました。こうした動きはもちろん、計算したものではありません。子どもたちなりの感謝の表現だったのではないでしょうか。
これを私たちの商売に結び付けて語るべきではありませんが、私は感嘆するところがあったのです。
「人や会社を動かすのは、知識や経験ばかりではない。何よりも必要なのはコミュニケーション能力だ」といつもいっているセリフを思い出しました。
大人は、頭で理解して、それだけでわかった気になってしまいます。
ホテルに缶詰めになってする勉強だけでなく、こんな子どもたちのいる風景の中でも自分をさらけ出すことができるのか、今度の旅はよい経験になりました。

さて、1期生、1年目の講義は来月の1回を残すだけとなりました。
みなさん、この11カ月間でどのように変わったのでしょうか。
それぞれに自信が生れてきていると思います。
どんなスピーチを聴くことができるのか、今から楽しみです。


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2013年2月13日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL33,2013.2.13号


学んだらやってみる

2月の維新塾では「コミュニケーション」を中心にお話ししました。
「□+□=6
□は何通りの組み合わせがあるでしょう。「6通り」あるいは「12通り」と考えた人が多いでしょうね。12から重複する「33」をひとつ引いて「11通り」と答えた人もいるかもしれません。答は「無限」。誰も□は「整数」だとはいっていませんからね。
いわれてみれば「なんだ、そんなことか」と思うでしょう。
似た話として『コロンブスの卵』を思い出した人も多いと思います。
私たちは、説明されれば一瞬でわかることを、いつも分からない。
なぜでしょうね。知能指数のせい? そんなことはありません。
思い込み。先入観があるんですよ、人間には。
“常識”にガチガチに縛られて、どう発想してもいいんだ、君は自由なんだ、というときでも何もひらめかない。
コロンブスの卵、実は立つことを知っていましたか?
殻をつぶさなくても、卵は立ちます。根気強く“重心”を探っていけば、十中八、九は立つんです。『コロンブスの卵』というエピソードもまた、知ってしまうと頭から信じ込んでしまって、それ以上検証してみようと思う人はいない。

最近私たちはいつも急ぎ足です。結論を急ごうとする。
人から「教わった知識」は、頭だけで終わっていたら頭の中には入りませんよ。すぐ忘れます。自分のことにする、という作業をさぼっていてはダメです。
天国と地獄という話を出して、『たらいの水』の話をしました。
どなたか、実際に試してみた人はいますか? 
水を独り占めにしようとして手前にすくい寄せようとすると、かえって水は相手側に流れてしまう。相手に先に水を与えようとして向こうに水を押し上げてやると、壁に当たって水が戻ってくる。これは二宮尊徳の話としては有名ですが、やってみてください。そう公式通りにはいかないから。第一、そんな面倒くさいことをせずに、水を単純にすくって飲めばいいだけの話だとは思いませんか?
『天国と地獄』の話もしました。ごちそうが真ん中にあって、1㍍の長い箸が1本だけある。どうしたら食べられ、両者幸せになれるのか。これはすぐ気づいた人がいました。相手に食べさせてあげればいい、が答えでした。

コミュニケーションの本題に入って私は、「『できる!』と考えて行動しよう」といいました。そうすると、▽仕事が楽しくなる▽周りに良い影響を与える▽よりよい結果が出る▽お客様から必要とされる▽「ありがとう」が多くなる-と教えました。
誰か、実行しましたか?
「『できる!』と思って行動する前に」というのも教えました。
要するに、表情・態度を明るく、やわらかに、自信をもって、他者への思いやりを忘れずに接しましょう。必ず成功するという未来を思い描いてそのように行動しましょう、ということです。
みなさん、実行しましたか?
何も難しくないですよ。教わったその瞬間からでもできることです。

コミュニケーションの前半(午前中の講義)で、人の話を聴いて理解することがいかに難しいかということを、図形を2人で描くことで実習しました。そのときのコツはなんだったでしょうか。相手の頭の中を想像してみる、ということでした。どうしたら相手の頭から「?」が消えるか、相手の気持ちになってわかりやすく話すということですよね。
逆の立場からいえば、聞くこと。
聞くことなんか誰でもできるはずです。では「聴くこと」はできますか? 相手の話すことを心を傾けて聴くこと。私たちはたいてい、自分が話すことばかりを考えていて、聴くことがおろそかになっています。

山田経営維新塾に来る目的はなんですか?
勉強すること? そうです、一所懸命に学んでください。でも、それだけで終わっては何も変わりません。自分を変えることが目的です。変えるためには行動に移さなければダメです。インプットだけに終わらせないでください。
アウトプットこそが重要です。
「社長、このごろ変わったな」とうわさされていますか?
目を見張るような変化を周りに見せていますか?
多くの塾生が、変わってきたと思います。
あと一歩です。
一歩といわず、二歩でも三歩でも、前に歩き出してみてください。
変えることは勇気がいりますが、自分の後ろの扉を閉めましょう。
あなたはもう新しいステージ(舞台)に向かおうとしています。
安全でまったりとしておだやかな居場所から踏み出す決意はできているのです。
扉を閉めて、ひとつ1つ学んだことを、自分の会社で実行してみてください。



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