2013年2月13日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL33,2013.2.13号


学んだらやってみる

2月の維新塾では「コミュニケーション」を中心にお話ししました。
「□+□=6
□は何通りの組み合わせがあるでしょう。「6通り」あるいは「12通り」と考えた人が多いでしょうね。12から重複する「33」をひとつ引いて「11通り」と答えた人もいるかもしれません。答は「無限」。誰も□は「整数」だとはいっていませんからね。
いわれてみれば「なんだ、そんなことか」と思うでしょう。
似た話として『コロンブスの卵』を思い出した人も多いと思います。
私たちは、説明されれば一瞬でわかることを、いつも分からない。
なぜでしょうね。知能指数のせい? そんなことはありません。
思い込み。先入観があるんですよ、人間には。
“常識”にガチガチに縛られて、どう発想してもいいんだ、君は自由なんだ、というときでも何もひらめかない。
コロンブスの卵、実は立つことを知っていましたか?
殻をつぶさなくても、卵は立ちます。根気強く“重心”を探っていけば、十中八、九は立つんです。『コロンブスの卵』というエピソードもまた、知ってしまうと頭から信じ込んでしまって、それ以上検証してみようと思う人はいない。

最近私たちはいつも急ぎ足です。結論を急ごうとする。
人から「教わった知識」は、頭だけで終わっていたら頭の中には入りませんよ。すぐ忘れます。自分のことにする、という作業をさぼっていてはダメです。
天国と地獄という話を出して、『たらいの水』の話をしました。
どなたか、実際に試してみた人はいますか? 
水を独り占めにしようとして手前にすくい寄せようとすると、かえって水は相手側に流れてしまう。相手に先に水を与えようとして向こうに水を押し上げてやると、壁に当たって水が戻ってくる。これは二宮尊徳の話としては有名ですが、やってみてください。そう公式通りにはいかないから。第一、そんな面倒くさいことをせずに、水を単純にすくって飲めばいいだけの話だとは思いませんか?
『天国と地獄』の話もしました。ごちそうが真ん中にあって、1㍍の長い箸が1本だけある。どうしたら食べられ、両者幸せになれるのか。これはすぐ気づいた人がいました。相手に食べさせてあげればいい、が答えでした。

コミュニケーションの本題に入って私は、「『できる!』と考えて行動しよう」といいました。そうすると、▽仕事が楽しくなる▽周りに良い影響を与える▽よりよい結果が出る▽お客様から必要とされる▽「ありがとう」が多くなる-と教えました。
誰か、実行しましたか?
「『できる!』と思って行動する前に」というのも教えました。
要するに、表情・態度を明るく、やわらかに、自信をもって、他者への思いやりを忘れずに接しましょう。必ず成功するという未来を思い描いてそのように行動しましょう、ということです。
みなさん、実行しましたか?
何も難しくないですよ。教わったその瞬間からでもできることです。

コミュニケーションの前半(午前中の講義)で、人の話を聴いて理解することがいかに難しいかということを、図形を2人で描くことで実習しました。そのときのコツはなんだったでしょうか。相手の頭の中を想像してみる、ということでした。どうしたら相手の頭から「?」が消えるか、相手の気持ちになってわかりやすく話すということですよね。
逆の立場からいえば、聞くこと。
聞くことなんか誰でもできるはずです。では「聴くこと」はできますか? 相手の話すことを心を傾けて聴くこと。私たちはたいてい、自分が話すことばかりを考えていて、聴くことがおろそかになっています。

山田経営維新塾に来る目的はなんですか?
勉強すること? そうです、一所懸命に学んでください。でも、それだけで終わっては何も変わりません。自分を変えることが目的です。変えるためには行動に移さなければダメです。インプットだけに終わらせないでください。
アウトプットこそが重要です。
「社長、このごろ変わったな」とうわさされていますか?
目を見張るような変化を周りに見せていますか?
多くの塾生が、変わってきたと思います。
あと一歩です。
一歩といわず、二歩でも三歩でも、前に歩き出してみてください。
変えることは勇気がいりますが、自分の後ろの扉を閉めましょう。
あなたはもう新しいステージ(舞台)に向かおうとしています。
安全でまったりとしておだやかな居場所から踏み出す決意はできているのです。
扉を閉めて、ひとつ1つ学んだことを、自分の会社で実行してみてください。



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