2013年1月22日火曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」VOL31,2013.1.22号

「自分を変える」ということについて


「山田経営維新塾」を昨年4月に開設して10カ月。
「共に学び 共に進化し 維新を起こす」というのがこの塾の理念であり、「圧倒的な業績を残す」、塾生に残させるというのが目的でした。
言葉でいうのは簡単ですが、実現させることは本当に難しい。
もちろん難しいのは覚悟の上でした。
とはいえ、この目的を達成させるためには塾生たちに「自分を変える」ということを求めなければなりません。
「自分を変える」には、本人が本気になるしかない。
腹の底から「変えなければならない」と悟り、かつ不退転の気持ちで、ともすれば“逃げ出したくなる”自分の心と戦わなければなりません。
人を変えてみせるという自信がなければ塾など開けません。
「塾で学ぶ意味がないと判断したときは、いつでも塾費を返金します」
と、ひとまず自分の退路を断ってスタートを切ったわけですが。

人間力をつける、というところから始めました。
一口に「人間力」といっても、いろいろあります。
これは本当にいろいろありますね。包容力があるというのも人間力だし、叱るべきときに叱れるというのも人間力。優しいのも厳しいのも、数字に強いこともそうだし、数字を気にせず大局判断できるというのも人間力です。
そういう中で、中小企業経営者にとって絶対に欠かせない人間力というのは、「責任をとる」ということだと私は思っています。
会社で起きるすべてのことは自分の責任だ。社員のミスも、売上げが上がらないことも、新規顧客が増えないこともすべて社長の責任。みんな自分がかぶるわけだから、自分の思いがよほど強くなければ耐えられません。会社を興したのはなぜか、自分が2代目を継いだわけは。そこで何をしたいのか。何をすれば『甲斐があった』と思えるのか。
そこを押さえなければなりません。
一方、「お客様にご満足して頂ける会社」というのがわが社(あなたの会社)の最大の強みでなければならない。社長一人でできることではありません。だから、会社にいる人全員に社長の思いが伝わっていなければいけない。
ここまでがスタートライン。
ラインに立って初めて経営のことが学べるわけです。

はじめからここまでわかっているなら、誰も苦労はしません。
みんな頭ではわかっているというか、説明すればなんとかわかったような気持にはなる。『よーし、やるぞ』とモチベーションが上がる。
1回の塾で犬塚敦統(いぬつか・あつのり)さんという「環境整備」で名高い醸造会社の社長さんを特別講師としてお招きしました。清掃したトイレの水まで飲むという、そこまで徹底した犬塚イズムにみな度肝を抜かれました。『自分も』と奮い立ちます。23日は。
続きますか? 続きません。普通の塾生が、異端、突き抜けた人格者の生き方をそのままやれるわけがない。問題はどこまで「本気」を感得できるかです。
2回、3回と分野の違う、特長の違う特別講師をお招きして塾生を刺激する。
私は「塾生募集」のときにひとつだけ条件をつけました。
「本気で学ぶ意欲がある」です。

よい1期生に恵まれました。
時間は掛かりましたが、全員が今、目の色を変えてきています。
講義もさることながら、みなを駆り立てたのは同志たちの切磋琢磨でしょう。
誰かが真剣になると、その“空気”は伝染するようです。
119日には一期生、第1号の「経営計画発表会」が開催されました。
次に続く人が出てきそうです。
塾生による「塾生勉強会」も始まります。
山田経営維新塾に変化の春が訪れそうです。
この1年、私自身が刺激を受けました。
ありがとう。共に進化していきましょう。
この1年間が有意義な年になるよう、がんばりましょう。


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