2014年11月26日水曜日

「山田経営維新塾メールマガジン」Vol46,2014,11,27号


やみくもに経営手法・ノウハウを追い求めない

セミナー開催等の仕事をしてますと、今さらながら気づいたことは中小企業の社長さん方の9割が業績の悪化に頭を悩ませているということです。

現在のように経営環境が厳しくなると、拡大どころか、現状の売上高を維持することさえ難しい。売上の激減に悩んでいる会社も多いことと思います。

ただ、愚痴をこぼし、文句を言ったところで、会社の業績が良くなるわけではありません。

厳しいことをいうようですが、現状や環境悪化を嘆く時間があったら、苦境を脱するための方策を全力で考えるべきです。

業績悪化の原因を並べ立てたところで、いっこうに問題は解決しません。
どんなに事態が悪化しても、真剣に考え、行動すれば、必ず突破口は見つかるものです。

社長さんに「覚悟」と「意欲」と「知恵」さえあれば、業績の悪化を食い止めだけでなく、売上を上昇させることも決して難しいことではありません。

ただし、ここでお願いしたいのは、やみくもに経営手法・ノウハウを追い求めないことです。

セミナーなどでの質問も、
「今すぐ売上をアップする方法はないか」
「集客のノウハウを教えてくれ」
と、せっかちに「方法論」を求める社長さんたちの姿が目立ちます。

私も中小企業の社長でしたから、その気持ちは痛いほど、わかります。
ただ、むやみやたらにノウハウに飛びつく姿勢は感心しません。


・問題解決のヒントは現場にある

即効性のある手法・ノウハウがないわけではありませんが、それよりも販売・マーケティング戦略の基礎をマスターすることのほうが、はるかに重要です。
基礎ができていれば、応用は難しくない。反対に基礎ができていなければ、どんなに素晴らしい経営理論であっても、適確に応用することはできません。

より重要なことは「問題解決のヒントは現場にある」ということです。
私が懇意にしているシステム会社の社長さんも次のように語っていました。

「たとえば、お客様の満足度を、いかに向上させるか。そのヒントは「現場」にあります。お客様のところに足を運んで、しつこい位に質問を重ね、話を聞き出します。

情報を集約・整理・分析し、複数の改善案を考え、提案し、実行する。その積み重ねの中で、お客様の信頼が生まれますね」

問題の答えは社内、あるいはお客様との接点にあることが多い。社内に目を向け、社内の知恵を結集しなければいけません。

「三人よれば文殊の知恵」と言いますが、社長さんに加え、社員さんたち全員の知恵を集めれば、どんな問題でも打開策が見つからないことはありえません。


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